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まこりんのつれづれなる日々



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2005.11.28

なんだなんだなんだ。
この大量の書きつけのテキストは、いったい、なんなんだっっ。

いま、わたしの頭のなかは、まさに「片づけられない女の部屋」状態。 お登紀さんのライブいったから、感想かこうかな、とか、 浅川マキのディスコグラフィーにも各作品に感想をつけようかな、とか、 明菜様もそろそろなにかかなくっちゃ――っ、とか、 そういえば、おれ、山岸涼子のテキスト、書きなぐってそれっきりじゃね、とか、 なんかもう、いろんな部分に手をつけて、全然まとまりません。かるくパニクってます。 あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ーーーっ。 もうね、こうなったら、わたし、世界の中心でなくても愛をさけびますよ。
けだもののようにさけびますよ、もう。


ここは、世界の中心、なのにどうして、こんなに寒いのだろう。
ぼくは、こんなところに、来るはずじゃなかったのに。
なにかに乗りまちがえて、なにかを見過ごしすぎて、
ぼくは、たどり着いてしまった。
風の音がつめたく、ぼくはひとりなのだと、思いしらされる。


もうね、ポエムだって、書きますよ。こうなったら。



2005.11.27

なるべく文章はひらいていこうキャンペーン開催中のまこりんです。
うなのブログよんでたら、また、栗本薫、よみたくなっちゃってね。 で、あらためて読みなおすに、栗本さんって、すんごい、文章ひらいていくのね。 でもって、文章に、読点が、おおいのね。 ここまでおおくて、大丈夫なのかいな、と、心配してしまうほど。
てわけで、きょうの日記は、意識してみました。

と、あそんでいる場合でなくって、わりとここ数日いっぱいいっぱいなんですが。

中森明菜の「TOKYO ROSE」の上澤津さんのセルフカバー、ありますよっ、って情報から、 「中森明菜のカバー・競作作品について」を増補しました。 や、インディーズだったんで、きづかなかったよ。

八神純子さんのアルバムは、ヤマハ→アルファ・ムーン→NECアベニュー時代まではもちろん、IDネットから出したアルバムも、しっかり聞いているし、 辻仁成はべつに嫌いでもなんでもなく、ただ興味がないだけで、わたしが鉄道ファンだったのは、小学生の頃までの話で、鉄道写真を撮ったり、鉄道に乗るために旅行したり、ということは少なくともここ15年はしていない、 そんなこんなの、まこりんでした。

―――きょうはただの業務連絡ばっかりだな、おい。



2005.11.24

過去の動画や音源など大盤振る舞いの佐藤隆さんのサイトですが、

http://www.takashisato.com/

提供曲を含めた自作曲のデモテープが試聴できるようになっていて、 これがなかなか楽しい。
詞をきちんとはめる前なのだろうけれども、 明菜の「AL-MAUJ」のサビは「サムイサムイサムイ」の連呼だし(――ひら歌の部分は英語?っぽい)、 沢田研二の「女神」は「ジュリアーナ、ジュリアーナ」歌っているし、 オケもリズムボックスやギターなどを使った簡単なもので、建物でいえば、まだまだ骨組だけ、という感じで、 あ、曲ってのはこうやって作っていくんだな、という、製作過程の一端が垣間見えて面白いし、なによりいっそう親しみがわきます。
他の作曲家も、こういうの、いっぱい出していけばいいのに。 ファンってさ、こういう、ちっちゃい、エピソードめいたものって、けっこう好きなものなんですよ。



2005.11.23

白井恵理子の「STOP 劉備くん」がめでたく復刊したぞっっ。やっほい。
妹に勝手に原稿捨てられたり、看護学校の受験に失敗したり、パニック傷害がようやっと治ったり、 いろいろあった白井さんですが、ひとまず単行本が出たというのは、や、めでたい。

ま、「STOP〜」の一巻は、白井式三国志シリーズでは一番ギャグの完成度が低いのがアレだけれども、 来月には早くも二巻が出るってことは、これはもう、「別冊ASUKA」や「小説JUNE」に掲載したまま、単行本未収録の分まで、一気に刊行するっていうことで、いいんだよね……。 信じていいのよね……。メディアファクトリーさん。白井恵理子さん。
わたし、いつまでも、ここで待ってる……。 ここであなたの帰りを待っているわ……。あなたが迷わないよう、暗闇に角灯をかかげて……、待っているわ。……
あ、そうそう「歴史ロマンDX」のおまけにあった「劉備くんすごろく」と「小説JUNE」に短期間だけ連載していた「なんちゃって晴☆明」も この際、さりげなくサルベージしてっっ。お願いっっ。たのむっ。



2005.11.22

のべ150万人の人の手をわずらわせて無駄なアンケートをしたり、 みのもんたが司会抜擢にはしゃぎまくったり、と、 今年も大きく空振りの予感の紅白ですが、みなさん、毎年ちゃんと紅白見てます? わたしは堂々と流し見しています。つーか、四時間長すぎ。全部しっかり見るなんて無理。 気になるから一応チャンネルはあわせるんだけれどもね。

それにしても企画倒れ濃厚の「スキウタ」だけれども、どうやらこの企画のおかげで明菜様が出場できるようだし、ま、いいか。 なんだったら岩崎宏美や沢田研二もみたいけれども、やっぱダメなんだろうな。 でも「Desire」ってのはちょっと、大怪我しそうな予感だよなぁ。 テレビでの歌唱にビビる明菜様のことだから、保険かけてきっとオリジナルキーでは歌わないだろうし……。 「Desire」はあのキーでないと成立しないですよ、明菜様ぁ。
見たいような見たくないような。 ま、出場しなければ、どうでもいい話題なんですが。

あ、ユーミンはビジュアライブみたいなステージをするなら出る価値あると思う。 象に乗って登場し、途中水芸して、最後は金の紙吹雪舞う中宙吊りでNHKホールを華麗に飛翔するなら、出ていいかな、と。 もちろん歌は「Save Our Ship」とか「不思議な体験」とか、スペイシーでSFっぽいやつね。 そんな感じで小林幸子の衣鉢を継げばいいと思うよ、ユーミン。 愛知万博跡地からの中継とか、そういうのはできれば止めた方が……。や、そこまでやりたいとおっしゃるのなら止めませんが……。



2005.11.18

美輪明宏の歌で泣くか笑うか、これはその人の性格を分ける大きな分水嶺になりうると、わたしは思う。
って、いきなり大上段に構えてしまうわけなのだが、つまりいいたいことは、美輪明宏の歌でマジ泣きできるという人は、多分友達にはなれそうにもないだろうなぁ、というまこりんです。

や、だって、あれって感動方向というよりも、むしろオモシロ方向やん。
たださ、不思議とテレビの中ではそっちの枠には入っていないんだよね。 というか、むしろそこで笑ったら、それこそ呪殺されそうな、般若のような顔で追っかけてきそうな、そんな雰囲気さえあるわけで。美輪センセ。 またそれが微妙に面白かったりするんだけれどもさ。 ともあれもっと世間の人は美輪センセを面白キャラとして楽しむべきだと私は思うんだけれどもな――。

「オーラの泉」もね、テレビ界初の「視聴者がツッコミをいれてはじめて完成形」という視聴者参加型お笑い番組だと、私は思うんだけれども、 そう思っているの私だけなのかなぁ。

個人的に美輪センセの歌で一番完成度が高いのは「老女優は去りゆく」だと小生、思いますです。 山崎ハコの「呪い」や、中島みゆきの「うらみ・ます」で笑える人にとっては、最高の作品か、と。もうイントロからアウトロまで完璧な作品かと。
曲中のひとり芝居といい、ラストの「あっりがとぉうをぉぅーーー」の絶叫といい、なんかもう、お腹いっぱいという。なんか凄すぎて笑ってしまいます。 でも、これ、歌っている美輪センセも聞いているファンも100%本気なんだろーな。
これが笑いとして響かない人というのは、やっぱ、私にはわからんわ。想像できん。



2005.11.17

にちゃんねるのことぐだぐた批判的に言うくせに、いちいち話題にするのが陰湿、ってねらーの人にいわれたまこりんです。 だってーー、だったら俺のサイトにリンク貼るなよーーー。 解析かけて、だーっとにちゃんねるのスレッドから人が流れているのを、俺は内容確認すらしないぜ、ってぶっちぎるほど人間できてないもーーん。

ということで、今回もにちゃんねるの話。 うなから「G県厨」というひとつのにちゃんねるの伝説をはじめて聞いた。


同人誌。プロ・アマチュア関係なく、好きな人と好きな作品を制作し、編集し、そして自分たちで売る。 それは創作活動の原点にも似た極めて牧歌的な風景ではあるのだが、とはいえその同人誌の即売会に最大で数十万人の参加者 が集まるという昨今、同人誌というジャンルが、まだ名もなき少年・少女たちの成功欲求の発露の場として、奇妙に歪んだ部分を持っているというのもまだ事実である。 人気や実力、人脈や利害関係、金銭関係などは、プロとアマの線引きがないからこそより複雑怪奇になり、そこに好悪や羨望や嫉妬がからみ、というそういう一面もあるわけだ。

ある同人作家に、名も知らぬひとりのファンからのメールが届く。"一緒に同人誌を出しましょう" その作家は何度も何度も断る。最後には言葉を荒げてまでして断る。しかし相手は意にかけず、ひとりで勝手に話をどんどん進める。 そして同人誌の奥付から知ったのか、作者の自宅にまで押しかける。……。 ここまでなら、よくある同人界の光景(――って、これだけでも、ずいぶんひどい話)なのだが、その事件を契機に物語はどんどん泥沼へと進んでいく。

とにかくこの物語は凄い。ほとんどサイコスリラー。下手なホラーなんかよりもよっぽど手に汗握る展開。 最初は小さな綻びに見えたのが、物語が進むにつれて"G県厨""18歳真性厨""18歳真性厨・父""G県厨・母"と登場人物の狂気の様相が色濃くなり、仮面がはがれるように内に隠された醜悪な本性が奔流となって溢れていく。 主人公、"私"がおいつめられていく様は、もうなんというか、これフィクションだとしたら、書き手は結構な才能だな。

脇役もなかなか見事な書き分けで、"G県厨""18歳真性厨"に罪をかぶせられ、物語を更に加速させるきっかけとなった"被害者"、主人公をやさしく見守る"隣のお兄さん"、主人公に理解のある"上司"、 最悪の事態に陥るまで、何もわかっていなかった"G県厨、父"、事件を契機に今までの家庭を振り返ってとうとう離婚を決意し、今まで育てていた会社まで実質瓦解させ、蒸発する"18歳真性厨、母"……。いい配置しているよなぁ。 途中二回の監禁未遂の山場の後、オーラスでついに"18歳真性厨"が"私"をホームから突き落とし、すわ絶体絶命、そこにヒーロー役の"隣のお兄さん"が現れ、というのは、や、上手いなぁ。しかも伏線がしっかり張られているから、全然不自然でないし。 ――って、完全に創作だと思いこんでいないか、俺。
や、これは、もうフィクションということにしたい。むしろそうさせてくれ。ノンフィクションだとしたら救われません。 こんな人間の醜悪な部分を凝縮したような話は筒井康隆の小説とかで充分ですからっ。 て、こんな話を「無きにしも非ずだよなあ」っておもわせるところが同人界の怖いところなんですが。

もし、同人界をちょっとでも知っている人で、「G県厨サーガ」を知らない、という人は見ておいて損はないかも。 ただし長文、読後はHPかなり削られる可能性は高いので、要注意。

http://sasakama.s13.xrea.com/sos/n18_858.html



2005.11.12

永い眠りから目覚めたうなぎさんが、gooのブログで大暴れしている模様。

http://blog.goo.ne.jp/unagi0924/

へんてこな文章が好きな人、へんてこな人を観察するのが好きな人、 テンション高い人の隣にいて、自分もテンション高くなったつもりになりたい人、 すげない言葉でばっさり切られたい人、 乙一や施川ユウキや筒井康隆が好きで、栗本薫が大好き(だけれども、いまのへんへはごにょごにょ)という人、 そんな人達は、覗いてみるといいと思うよ。って、そんな人がそもそもこのサイト見ているのかね?

ま、私だってたまには身内褒めとかも、しますよ(――と、うなの文体をパクってみた)。 うなぎがこんなにも一生懸命更新しているのに、誰もみちゃいねーよ、とぐれていたので、つまりは、あれだ。宣伝だ。今日の日記は。

とはいえ、密かにうなの才能に嫉妬もしているのですよ。 キー―ーッッ、あたいも人の目を気にせずにこんないいかげんな文章書き散らしたいっっ、て。
本質的に小心者ですから、私は。 解析調べて、にちゃんねるからどっと人が来ているの確認したりすると、そのたび肝冷やしているわけですから。
人の気遣いを無下にしながら俺も生きていきたい。感謝知らずの男になりたい。



2005.11.08〜06

この日の文章は、追悼・本田美奈子に移動。



2005.11.04

風邪をひいた。
だるい。
でもテキストはあげた。
以上。



2005.11.02

今、山梨県には、山梨市と甲斐市と甲州市と甲府市がある。 どれが県庁所在地か、一瞬迷う。間違い探しかよっっ。

平成の大合併で、かようにずいぶん紛らわしい市町村名が増えたが(ちなみに甲州市は塩山市と勝沼町と大和村が合併、甲斐市は竜王町、敷島町、双葉町が合併して誕生している)、 もっと凄いのが、静岡県伊豆地方で、今、伊豆地方には伊豆市と伊豆の国市と南伊豆町と西伊豆町と東伊豆町と伊東市があり、ってもっと考えろよ。ここまで丸被りだと、外部の人間からの区別はもう不可能です。 はっきりきっぱり言いたい。

伊豆市は修善寺、天城湯ヶ島、土肥、中伊豆が合併して、伊豆の国市は伊豆長岡、韮山、大仁が合併して、といったら、「あ、あそこのことね」と、温泉好きや多少地理や日本史に詳しい人ならわかるんじゃないかな。 まあ、こうした無個性な名前に落ち着いたにはそれなりの理由があるんだろうけれどもさ。 多分修善寺市でも湯ヶ島市でも天城市でも、ダメだったんだろうなぁ、ってのはなんとなくわかるし、知名度的にどっちが圧倒的に強いとそっちに傾くんだろうけれども、ちょうど同じくらいってのがねぇ……。 とはいえやっぱり損しているよなぁ、と外部からは思ってしまう。マーケティング的には最悪のパターンかな、と。

ちなみに私の住む埼玉県も先ごろ富士見市の隣にふじみ野市が誕生してずいぶん紛らわしいことになっている。 これは元々、富士見・三芳・大井・上福岡の合併でふじみ野市の予定が、富士見・三芳が抜けてしまったがゆえの結果なのだが、 だったら市名を変えるなりとかなかったのだろうか……。困ったものです。 ちなみにその結果ふじみ野駅は富士見市にある、というわけわからん状態になってしまっている。



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