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まこりんのつれづれなる日々



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2005.10.29

すんごくくだらないことなんですが、よくにちゃんねるとかで「うなぎ>>>>>>越えられない壁>>>>>>>>まこりん」とか、こういう根拠がいまいち不明な不等号を使ったアーティストの比較ってありますよね。 あと、Sランク、Aランク、Bランク……なんてランク付けしたり。 ナンバーワンよりオンリーワンを目指すまこりんなので、何もそこまで必死になってランク付けするのも、どうよ、って思うわけですが、 とはいえ、こういう遊びってのも好きなわたしなわけで、ってわけで、つまりは、そんなことをちょっとやってみました。

えーーと、ですね。CD売上を枚数で計上する「絶対評価」でなく、順位で計算する「相対評価」で計算すると、アーティストのランク付けってどうなるかな、と、ちょっと試してみました。 具体的にいうと、オリコン年間チャート1位の楽曲を100点、そこから順位が1下がるごとに点数を1点ずつ下げて、で、100位の曲を1点、って計算。で、それをアーティストごとにまとめる、という。 この計算だと、80年代末期や現在のCD・レコード不況時の楽曲の評価が底上げされ、一方CDバブルの90年代の楽曲の評価が落ち着き、より通年で見た時の評価が平準化するかな、と思ったのですね。

で、 以下がその結果。ひとまずうちのサイトでもっとも需要のある「80年代にデビューした女性アイドル」で、データは80年から04年まで。

1 松田聖子   2307
2 中森明菜   2244
3 中山美穂   1415
4 小泉今日子  1269
5 工藤静香   1124
6 南野陽子    762
7 WINK      635
8 菊池桃子    539
9 薬師丸ひろ子  513
10 河合奈保子  471
11 斉藤由貴    462
12 浅香唯     458
13 荻野目洋子   431
14 柏原芳恵    324

明菜・聖子がダントツで、倍の差とまではいかないものの、2位から3位との間に800点の差もついているってのは凄いなぁ。 で、3〜5位はバーニングトップアイドル三人衆というか、「90年代ドラマタイアップヒット有り」組が近い得点層で並ぶわけだけれども、ここで中山美穂が上にくるというのがなかなか意外。
6位以下は、南野陽子がトップというのもなかなかの健闘。彼女の場合、レコード不況の87〜88年が全盛期ということで、枚数で見るとさほどインパクトがあるようには見えないんだよね。 でまあ、500〜400点あたりはどんぐりの背比べで、だらだらと続くわけで。このあたりがトップアイドルの平均的な数字なのかなぁ。

ちなみに、参考記録として他のアーティストをこの計算式で点数を出すとすると、

・田原俊彦 1467
・近藤真彦 1362
・SMAP   1354
・B'z  2815
・宇多田ヒカル 1366
・安室奈美恵  1105
・浜崎あゆみ  2104


やっぱりB'zの点数が凄いのは当たり前としておいて……浜崎あゆみ、点数高っっ。明菜聖子に迫りまくっております。というか今年か来年には多分抜かれる……。 一方宇多田さんは、シングル作品のほとんどが年間ベスト20以内にはいるものの、リリース作品が少ないので、いまいち伸びていないよう。

あ、ちなみに、思いつきで慣れないエクセル使って計算したものなので、計算ミスとか、漏れとか、盛りだくさんだと思いますので、そのへんはひとつ。



2005.10.27

今更来日して、今更「うたばん」に出て、そしてスタッフにも、MCにも小馬鹿にされるt.A.T.u.萌え。 扱いがほとんど「出オチ」だしさぁ、さすがに、ちょっと可哀想って、思ってしまったよ。ちょっとだけだけれどもね。 まぁーー、当人に自覚がないし、そもそも自業自得だし、どうでもいいんですが。

っていうか、石橋も中居くんも「関わり合いになりたくねぇーーっ」って空気出しすぎだよ。 どん引きにもほどがある。



何きっかけかわからないのだけれども、何故か今ずっとドナ・サマーのベストがヘビロテ中。 いったいいつのディスコやねん、という空気が部屋中を満たしております。 ――って、ドナといえば、明菜様の歌唱法には、ドナ・サマーの歌唱法が多少下敷きになっているのでは、っていうこの話はしていなかったっけ?って、してないか。

あのですね、80年代の明菜の、サビになるとギアチェンジするようにぐわわわわわーーーーーーーっ、とボーカルが立ち上がるパワフルな唱法、アレって、ドナを参考にしているんじゃないかなぁ、とわたしは思うのですね。 ドナはそれこそ、そういう力技な歌い方で、聴衆の耳をもぎ取るような歌手でさ、で、明菜はデビュー以前から、そんなドナのファンだったようで。 ドナの作品を歌った明菜を聞いたことはないけれども、こう、参考にしている部分はあるかな、と。――あ、そういえば「夜ヒット」で、ドナが登場した回に、自分が出演する回でないのに、ドナ会いたさに、ちゃっかり明菜も登場、って、そういうシーン、確かあったな。
ま、確かに明菜の場合はかなり体に負荷をかけるような無理強いな歌いかたで、そのあたりどこまでも伸びやかに突っ切ってしまうドナと比べると切ないわけだけれども、――そのかわり明菜の場合、フルパワーになった時に、悲しみが滲み出るから、それはそれでいいんだけれどもね、ちょっと、意識はしていたかな、と。 てわけで、全盛期の明菜唱法ってのは、ドナに起源のひとつがあるのでは、と思ったりするのですね。

斜に構えた歌い方の山口百恵、言葉をひとつひとつを丁寧に歌う歌い方の岩崎宏美、あぁあああああーーー、と力技なパワー唱法のドナ、 明菜の全盛期の歌唱法に、この三人の影響は大きいかな、と。この三人のボーカルをミックスしたところに明菜唱法があるのでは、と。



2005.10.26

ういーーーーっ。やっと終わったよぉ。

またまたTSUKASAさんと年間チャート回顧をやらかしてしまったのですが、 いやーーー、このシリーズ回を重ねるごとに、どんどん尺が長くなっている(笑)という。

ここまで来ると、もちろんこれだけしゃべるのも神経すり減らされるけれども、編集がね、血を見る。 もうどこまで行っても、樹海樹海樹海…………。ほんと、遭難しそうになる。

まあ、もちろん楽しいんだけれどもさ、楽しいんだけれども――時々、そら恐ろしくなるわけですよ。 俺たち、いまどこにいる? と。 二人して、途中途中で「今回はあんまり深くまで突っ込めていないよね」とかいいつつ、最長対談になっているんだから、もうわけがわかりません。
もうね、嬉々として道をはぐれているわけだから性質が悪い。そっちいっちゃやばいよ、という方向に向かって、頭っからつっこんでいるんだから。 まあ、そんな、まだまだ10代の暴発するリビドーをキープしている蒼いふたり対談、もちろん今回も皆さんにご笑覧していただきたいと思う次第です。



2005.10.25

サイト運営から知り合ったある知人から「まこりんさんはとても不器用な人にわたしは感じる」といわれた。 それに、そうだ、とも、違う、ともわたしはいえない。鏡の前に立つと自然と表情を作るように、わたしはわたしの本当の顔を知らない。 不器用に映るのなら、そうなのだろう、としかいえない。 ただ、時々、あらゆる雑事が面倒くさくてたまらなくなるのは確かだ。

いつもいつも思っているのだが、世の中の多くの人っていうのは、どうしてこうもエネルギッシュなのだろう。 睡眠時間すら削って、いつもいかなる時も、みんながみんな必死に自分を満たしていく。
わたしはただ何も考えずに、布団の中で惰眠をむさぼったり、唐突に途上に立ち止まってぼんやりと空を眺めたり、机の上に白紙のノートを広げつらつらと自分の感情をいったり来たりするのが何よりも好きな、ひとり上手でだらしがない性分なので、 そういった人たちを見るにつけ、忙しいなぁ、大変そうだなぁ、なんでそんなに急がなくっちゃいけないんだろう、とまるで異郷の民を見るような眼で見てしまう。
もちろん、そう感じるというのは、私のほうこそが異邦人であることのなによりもの証であって、 わたしときたら、そんなハイタッチでハイペースな世の中に着いていくのに必死の日々で、それこそ小学生の頃から、乗り遅れてはいけない列車に間に合わせようと必死に走っているような、そんな気分なのである。

ふと、些細なきっかけではじめたこのサイトだが、いつのまにか多くの人が閲覧に訪れる、大きなサイトに成長してしまった。 それは私の望みでもちろんあったが、とはいえ、今、わたしの心には「ここもいつしか私にとっては『乗り遅れてはならない列車』になってしまったなぁ」という感慨が大きく占めている。

ふとしたきっかけで、このサイトの日記の更新すらもない状態が10日ほど続いたが、そんな思いがけない休暇は、これほど自分がこのサイトの縛られていたのだ、ということを気づかせるのに充分だった。 今までなにを必死に、そんなにまでむきになって……。
気がつけば、サイトのために書いている、そんなテキストもある。 別にわたしが言うことでもない、わたしのなかにさしたる愛も見識もない、そんな素材に手をつけている、というのもある。 まるで、サイトで語ることがなにかの保証かのように、どうでもいいテレビの内容や、どうでもいい作品にまで、偉そうに講釈ぶっている自分をそこにみつける。
よくもまぁ、偉そうに……。

この年齢でこんなことをいうのは口幅ったいが、わたしはできる限り本質であり、愛でありたい、と強く、今、思う。 どんな知識も、どんな小手先の器用さも、どうでもいい。 わたしが必要なのは、あらゆる日常の垢をぬぐいさった内側に眠る、本質。それは、孤独で悲しいひとつのいのちである。 それを余計な修辞なしに、ただじっと、みつめていたい。 その凝視は、きっと愛という言葉に一番近いものだろう、とわたしは信じている。
できればこのサイトも、そんなひとつの愛であれば、とわしたは思いを新たにする。

と、こんなことをこんな時期に書くと何か思いつめたようで、ちょっといやらしい感じもするが、いつものわたしですから。はい。 また近々、大長編のテキストのアップも予定しております。



2005.10.15

【業務連絡】

掲示板を閉鎖しました。
今後、管理人への連絡はMailかMailformで、よろしくお願いいたします。



「雪国まいたけ」のCMに郷ひろみが戻ってきたなあ、としみじみする秋、皆さんきのこ食べてますか?
きのこごとき(――失礼)で、「本物は強い」って、や、なに、そのマジな表情、と。 あの本当に何も考えてなさそうな真面目な表情がですね。もう、ね、おかしい。しかもなに、このわらっちゃいけない空気、と。
じわじわくるこの絶妙なズレの感覚、これこそがGOですよ。 やっぱり偉大な存在です。 郷さんにはこれからも本気でかっこつけて欲しいものです。それが私には何よりのネタですから、はい。



2005.10.11

業務連絡。

サイトの運営は皆さんの善意でなりたっています。 時と場合によっては「参加しない参加」という参加ってのもあるよ、ってことを私は訴えたい。 何も「俺が、俺が」と前に出ることだけが、参加ではないぞ、と。
もしこのサイトを愛してくれていて、これからもできるだけ続けて欲しいと思ってらっしゃるなら、かるーーくでいいので、管理人の立場を慮ってくれると大変ありがたいです。



2005.10.07

【紅白スキウタ 中間発表】

今年の紅白歌合戦は去年行ったアンケート調査を拡大して、ネットや携帯、はがきなどの投票による出場歌手の選定を行うそうでして、 でもって、その中間結果が発表になったようで、

http://www3.nhk.or.jp/kouhaku/vote/happyou.html

やー―見事な組織票、ファンの皆さんおつかれ様です。 ハロプロとか、ジャニーズとか、レボレボとか、地味に明菜様とか森進一とか、皆さんがんばりすぎ。 それにしても、凄いのが橋幸夫(のファン)。ベストテン内に3曲って、ハリキリ過ぎです。 たっしかにはっしぃは振り返るにヒット曲の数と格からいって紅白常連陣から今までずっと外れていたのが不思議っちゃ不思議なわけで(――ま、わが明菜様の上位っぷりもそんな感じかな?) それもあって、ファンの皆様が発奮しちゃったんですかねぇ。

ま、とはいえ、こんな中間結果でも、次回も投票を行うというのなら、紅白はなるべく投票結果重視でいってほしいです。 リクエストがきちんと番組構成に影響を与えるとなれば次回の投票からは、どんな歌手も「紅白に出たい」という意思があれば組織票に走っていくわけだし、 そうなればそのデータは確実に意味がでてくるわけで、 結果、全盛期の「ベストテン」のように上手く歯車がかみ合って、それなりに公平な出場歌手になると思うんだけれども、どうでしょ。 それとも、今回だけで終わっちゃうのかなぁ。


【ミュージック・ステーション20周年突入記念スペシャル】

って、20年もやっていたのかぁ。 放送期間もとっくに「ザ・ベストテン」の記録を抜いて、もうすぐ「夜のヒットスタジオ」に追いつくというのだから、 あぁ、自分も年取るはずだ。

若い皆様は知らないと思いますが、「ミュージック・ステーション」放送当初は、こう、なんというか、場末たイメージだったのですよ。 え、今更音楽番組? しかもテレ朝? 司会が関口宏と中原理恵と早見優? タイトルが「ミュージック・ステーション」? てね。 こりゃ一年持つかだな、という。そんなイタタな、誰が見るんだよ、という空気が漂っていてまして、 歌手も「ベストテン」や「夜ヒット」の豪華さからちょっとランク落ちでさ。 あるいは、毎週光GENJIが出ていたり、明菜などの当時のトップクラスがアルバム曲を披露したり、とか、 そんなスキマ産業的なラインナップで、それはそれで味だったんだけれどもさ。 ま、そんな番組だったんですよ。

が、これが20年。別に「夜ヒット」や「ベッテン」にはなかった何かがあったというわけでもなく、視聴率もぱっとしないまま、華のないまま、テレ朝のぬるい空気のままに終わる機会が訪れることなく、なんとなく続けて、そして20年。 わたしは「真っ当な歌番組が他にないから」という理由のみで、20年見るともなく見ているけれども、なつかし映像にさほど心おどらないところをみるとやっぱりこの歌番組は好きじゃないんだなぁ。

番組感想は「桑田君、うっかり二枚組のアルバムなんか作っちゃったからプロモーション大変なのかな?」「マイヤヒーの真ん中の人、色白すぎ」 とか、まあ、そんなところです。



2005.10.03

もう十月ですって奥さん。聞いてました?
秋はぼんやりと夜空を眺めて、月が雲を横切る速度を計っていきたい。 今日もポエジー全開のまこりんです。

秋の改変関連のテレビの雑感。

【9/26 「内村プロデュース」最終回。】

芸人番組として、数々のお笑いを提供してきた「内P」がとうとう最終回。 第一回からほぼ毎回見ていた私としてはひっじょーーに悲しい。 末期は「NO PLAN」とか余計なことをしていた感じもあったけれども、 初期のコンセプトをわりと守ったまま「お笑い」一本でやっていて、 こういう風にきちんと有終の美を飾った番組というのもいまや珍しいのかもな。純粋に最終回を見て「惜しいな」と思わせてくれたのは久しぶり。 今時のテレビ番組は、調子が悪くなるとテコ入れの連続が発動して、なんかもう見るも無残な感じでフェードアウトしていくのがほとんどだしね。
ともあれ、出演者みんなが本当に楽しそうにお笑いをしている感じが画面から漂っていて、わたしはとっても好きでした。アットホームな感じでさ、 レッド吉田とか、ふかわりょうとか、猫男爵=猿岩石の有吉とか、他番組では痛々しい芸人も、ウッチャンの手にかかれば みんなそこそこ面白くなって、あーー、ウッチャンってオーガナイザーとして優れているんだなあ、と感心することしきりでした。 やっぱり徳チャンとのスキャンダルがアレだったのかなぁ……。「笑う犬」も「内P」もなくなって、哀愁。 ウッチャンにはまた早く芸人遊び番組作って欲しいぞ。と。


【9/29 「とんねるずの石田さんのおかげでしたオールスター大感謝祭」】

「みなさんのおかげでした」スペシャル。 「オールナイト・フジ」から現在に到るまでのフジテレビととんねるずの歴史を紐解いていたけれども、あー懐かしい。やってたやってた。 今のとんねるずしか知らない若い方はわからないと思いますが、「とんねるず」っのては、昔はとんでもなく破壊力のある面白い芸人だったんですよ。 わが愛する「ザ・ベストテン」を潰した張本人なのは確かだけれども、これはもう認めざるをえないわけで。 とはいえ、結局とんねるさんは、一回目の「おかげです」充電(――1990年春)までかなぁ、と思ったりもしますが。 まぁ、とんねるさんの面白さって「芸」で面白がらせるというより「若さゆえのリビドーの暴走」で面白がらせるっていう、「あぁ、クラスに一人はこういう奴いたいた」っていう共感系の笑いだったからなぁ。 ゆえに、まぁ、今はあんなだったりして。うーむ、という。とはいえ「成増」とか「仏滅育ち」は持っていたりする私。「♪ て・ん・し・の・ちっこつー―」って。あの頃のテンション、カムバック。


【9/30 金スマ「ザ・ベストテン」スペシャル】

「おかげでした」スペシャルの翌日に、TBSでは「ザ・ベストテン」スペシャルというのも、因果だなぁ。 80年代のテレビ界における「革新・フジ」VS「保守・TBS」の構図って、「全員集合」→「加トケン」VS「ひょうきん族」の土8戦争がもっとも象徴的だけれども、 「ザ・ベストテン」VS「夕ニャン」→「おかげでした」にも当てはまるのかもなぁ、とふと思ったりもする。 今回の2つの特番もどちらもひそかに番組プロデューサー祭りだったわけだけれども、フジの石田弘さんとTBSの山田修爾さんの扱われ方の違いがまた象徴的だったりして。とかそんなことを思ったりしました。

番組内容はわりと昨年末に角川書店から出たMOOKと被っているところが多かったり、また中居くんの番組だからなのか、ジャニ系のVが多めだったなぁ、という。や、それはそれでよかったけれどもね。 ただジュリーと明菜様が華麗にスルーされたのが、ねぇ……。二人とも番組の顔だったのにねぇ。 それにしても「季節の中で」の時の松山千春の暴走がガチだったとは、驚き。それで百恵ちゃんの歌を飛ばしたっつうのも凄い。 ともあれ「ベストテン」プロデューサーのTBS山田修爾さん、お疲れ様でした。定年記念で特番つくってもらえるなんて、徳があるんでしょうね。


【10/2 「中居正広のテレビ50年 名番組だヨ!全員集合」】

TBS、50年の歴史を紐解く四時間のスペシャル番組。って、これが本当に今のTBSによるTBS史観なの?激しく疑問。 明石屋さんちゃんのだらだらトークも、ちょっと調子っぱずれの復活「全員集合」もいいとしよう。 しかし、一時間半近くあった「ジャニーズ特集」。これはもうちょっと、ありえない。 ひっじょーーーに番組を盛り下げていたように見えたのはわたしだけ? 回顧番組として密度があったのは最後の一時間の、久世ドラマを中心にしたパートだけっていうのは、どうよ? まだ年号が昭和で、TBSのロゴが筆記体の頃――小生、まこりんは生粋のTBSっ子であって、フジの楽屋落ち路線を、日テレの下世話と偽善の二枚舌路線を厳しく否定し、 このまま一生TBSに身も心もささげようと誓っていた…………のに…………なぁ。遠い昔の話ですなぁ。 過去にどんな素晴らしいコンテンツを有していても今のTBSでは宝の持ち腐れなのかもな。


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