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まこりんのつれづれなる日々



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2005.03.31

昨日TBSでやった「昭和〜平成にっぽん歌謡50年全史」が思ったよりも全然よくって嬉しい誤算だった。
過去のVTRと歌唱披露の交互というナツメロ番組の基本パターンだったが、過去のVTRは「お約束のいつもの」でなくはじめてみるような珍しいものがいっぱいあったし、演出もプレーンで落ちついていて安心して見れたし、それぞれの歌のジャンルの括り方も決して悪くなかったし、歌手もこの時代でこの歌手なら納得という範囲ギリギリで揃えていたと思う。
平成に入ってからのゾーンが断然薄かったが、この番組が「歌謡」と謳っている以上仕方なかろう。タイトル通りにテレビ時代50年の流行歌を総捲りといっても過言でない作りだった。
ひさしぶりに古き良きTBSの片鱗を見るような思いがした。

それにしても、やっぱり映像ストックでTBSに勝てる放送局はないよなぁ……。
ほんと、報道・ドキュメント以外の番組全部潰して昭和の人気番組を再放送するだけで、TBSは視聴率がずいぶんあがると思うよ。ま、そんな編成は逆立ちしても組めないだろうけれども。



2005.03.30

これからしばらくやおい小説を執筆するので、サイト更新はありません。


って、嘘だよ――ん。


ただ、ちょっと近頃日記を書くようなフィーリングじゃないので、日記の更新は今後少なめになるかも、です。 って、じゃあかわりにテキストアップが活発になるかというとこれまた微妙な感じで。 や。ちょっとここしばらく脳みそが硬化しているのですよ。すまん。挙げたいテキストは山ほどあれど、まったくしあがらない。
――あ、そういえばほぼ全ての「さくさくレビュー」に売上データを記載したのは気づきました?当時のカセットの売上データが手元になくってかなりいい加減なんですが……。


ともあれ、愛知万博は着実に失敗の方向で進んでいるみたいよ。入場者数が予想の3割って……。



2005.03.25

内村光良と徳永有美、結婚。

あまり、ゴシップネタは扱いたくないのだが、おめでたいことなので……。
深夜時代から「内村プロデュース」を見ているわたしとしては「ホント、よかったなぁ」の一言。

「内村プロデュース」ってのは今時珍しいくらいにそれぞれの芸人がのびのびと自分の好きなように勝手にやってそれでいて面白いという、現場の楽しさと視聴者の楽しさが直結したとても素敵なバラエティー番組なんだけれども、 その「内村プロデュース」にでていた徳永有美アナ(――ウッチャン曰く徳チャン)は「お笑い」のことがホントによくわかった、それでいてでしゃばらない、ほんわかとしたいい味出しているキャラで、 それを周りの芸人達も愛でている感じがあって、徳ちゃんがいた頃の番組は今よりも更に家庭的でホントいい感じだったのだよ。 特にウッチャンと徳チャンの掛け合いは「もうお前ら、付き合っちゃえよ」てなノリでさ。

で、実際、あのスキャンダルが出て、「あぁ」ってところだったわけですが。紆余曲折あって、まあ、上手くまとまったということでよかったよかった。
個人的にはこれを期に徳永アナはまた「内村プロデュース」のレギュラーになってほしいよなぁ。だって徳チャン抜けて以降結局、どのアシスタントをいれてもいまいちだし――て、まぁ、再登板は難しいだろうけれども。もう一度みたいな、と。



2005.03.24

「速報 歌の大辞典」がとうとう最終回。

ナツメロマニアとしてこの番組が始まった時は嬉しかったが、チャート加工の激しさ(―――当時まだリリース以前の作品がランクインしたり、およそランクイン不可能な作品――オリコン最高位30位くらいのものが平気ではいっていたりした)と映像ストックの貧弱さ(――「トップテン」「紅白歌のベストテン」のライブラリに絶対あるような歌で、買えばみることの出来るライブ映像なんかを平気で出してくるのには参った)に辟易して、あまり見ることはなくなってしまっていた。
最終回で年間ベストテン総まくりということで、見てみたが、相変わらずチャート改変しまくり。ある意味初期のコンセプトを最後まで守ったといえる。て、そんなコンセプトはいらんっちゅーの。
諸事情により映像出しできないってのはわかるけれども、チャートをやる以上「ザ・ベストテン」方式で「事情により映像の許可が得られませんでした」―――とはやれないかぁ。「トップテン」の日テレだし。 ま、局的にもちょっと長めの雨傘番組ってところくらいだったんだろうなぁ。4〜9月は毎年ほとんど月一ペースくらいだったし。
ま、なんにせよ、おつ。ということで。



2005.03.23

吾妻ひでおの公式サイト、ついにオープンっっっ。

http://azumahideo.nobody.jp/

ドメインが nobody なあたりが吾妻っぽくっていいとぼかぁ思うな。

久々の単行本「失踪日記」も売れ行き好調のようだし、このまま吾妻先生がいけるところまでまたいってくれるとぼかぁもっと嬉しいな、っと。

あ、そうそう日記漫画で吾妻センセのお部屋の図解見たらその昔出した「ぱるぷちゃんの大冒険」の売れ残りのダンボールがあったっぽかったようですが、アレ、同人誌と同じ要領で通販すればひとまずダンボール分くらいは捌けると思いますよ。
お店になくって持っていないというファンはそれなりにいるんじゃないかなぁ。わたしもまんだらけの古本で買った口だし。売ってみたらどうです?作品的にも今見ても充分たのしめるモノだし。
って、こんなところでアドバイスしてどうするよ、自分。



2005.03.21

今考えると、なんで面白かったのかよくわからないもの。欽ちゃんの番組。

欽ちゃんの番組って面白かったか?
って自分、欽ちゃん大好きだったんだけれどもな。「マイルド欽どん」や「テレビプレイバック」まで追いかけるほど好きだったんだけれどもな。
でも、今振り返るとどこが面白かったのか全然わからん。「村の村の村の時間です」とかいわれても何がオモロイのか全然わからん。「なー」とか叫ばれても困るっつうの。

同じ文脈で、なぜ山田邦子が面白かったのか、というのがこれも今となってはよくわからん。
なんで「すいか」なのか意味がわからん。クスリともせん。
が、ヤマクも好きだったんだよなあ。俺。「やまだかつてないCD」は買わなかったけれども。
ちなみにこの二人は、「ある日突然人気が急下降した」「その直前に番組で歌モノの大ヒットを連発している」ってところが共通してある。

好きだったし、面白いと思った時期も確かにあるのに、とにかくなぜか自分的に再評価できない。
近年の80年代再評価ブームで二人が零れ落ちているというのも、みんなわたしと同じように思っている人が多いからなんじゃないかなぁとわたしはひそかに思っている。



2005.03.20

「ちびくろさんぼ」復刊おめ。

「エクリチュール」と言おうとうっかり「エリクシール」っていってしまったりしませんか。 そりゃ化粧水だよ、おい。こんばんわ、まこりんです。
そこで「エクリチュール」って何?なんて聞くアホは今すぐウインドウを閉じてしまえっっ。―――って嘘嘘、私も「文学部唯野教授」で知ったクチだから。

ていうか、みなさん、難しい横文字とか、どこでどうやって覚えます?
わたしはその場その場で意味を聞いて、そのときは頭が良くなったような気がして気分がいいのを、次の日にはすっかり忘れたりしているクチなのですが。
どうやったら生きているのに必要ないくだらない知識を溜め込むことができますか。 って、この質問自体がなんだか間違い探しみたいだな。おい。



2005.03.19

いよいよ、愛知万博が今月末開幕するらしい。
――なぁんてマクラで「いよいよ」とかいってるけれど、別に期待も何もしていないんですけれどね。 べつに広告代理店の人間でもないし、名古屋人でもないし。
渋谷駅のハチ公口に10年ほど前からある電光掲示板のカウントダウンで、あぁもうすぐなんだな、というそれくらい。

ていうか、面白いですか、博覧会。
そこんとこ、みなさん、どうよ。

うちの家系は徹底的にイベント嫌い、人ごみ嫌いなので、私がいった博覧会も89年に横浜はみなとみらい地区でやった「横浜博」のみ。
これにしたって、たまたま母方の実家がイベントの最寄駅の桜木町近くだったから「行ってみるベ」となっただけで、ほとんどさしたる期待感もなくおもむき、 でもって実際その期待値通りの「つまんねぇ〜。行列うぜぇ〜」というブーイングだけが残り、最後の最後に勃発した弟のうなぎの脱走というイベントのみが強烈に残ったという(――彼はうちに帰ろうと桜木町駅をうろうろしていたらしい)、ただそれだけのもので、なぁんも、びっくりするほどなぁんもおもろなかった。

これはただ私の行った横浜博だけがつまらなくって、大阪万博は、ポートピアは、つくば博は、花博は、面白かったのかもしらん。しらんが、どうにもこうにも食指が動かんのよ、博覧会というものに。魅力を感じない。ひと世代前の感性によっているような気がしてならないのよ。
わかりやすい大文字の「未来」を描くことが難しくなってしまった現代おいてはたして「博覧会」ってアリなの?とか、 イマドキの人は「月の石」のようなものに感動できるほど単純じゃねぇんじゃねぇの?とかさ、思わずにいられないわけですよ。

でもまあ、なんらかの勝算があってやっているのでしょう。よくわからないけれど。 一応90年の花博以来の国際博覧会ということで、ポートピアくらいの入場者数は狙っているらしい。ってポートピアって地方博じゃん、ポートピアレベルじゃダメじゃん。



2005.03.14

「Welcome to Adobe GoLive」でググってみると実に様々なサイトがヒットする。
法人系、個人系、学術系、趣味日記系、いろんなサイトのページがあらわれる。日本語サイトでヒット数230,000 だっつうんだからものすごい。 この様々なサイトを支配している「Adobe GoLive」ってのはなんぞや。―――と皆さん思いません?

実はこれは簡単な話で、「Adobe GoLive」ってのは有名なHP作成ソフトで、そのソフトのタイトルタグの部分が初期設定だと「Welcome to Adobe GoLive」なわけ。
で、普通なら、制作者がそれぞれを内容にあったタイトルに変えるのを、まぁ、うっかりなんだか、めんどくさいかったんだか知らないけれども、そのままにしてしてアップしてしまうとブラウザのタイトルバーにモノの見事に「Welcome to Adobe GoLive」と表記され、 ってそんなページが日本語サイトで数十万はあるという。


やぁ、この事実を知った時にこれほどウェブサイト管理人として勇気をもったことはありませんよ、ええ。
個人サイトだけならまだしも、「なんちゃら医師会」とか「日本なんちゃら協会」とか「県立なんちゃら」とか「なんちゃら大学」とか、おもっくそ公的団体や機関の名がどさどさどさどさヒットしまくり。

ええー、こんなこと今更いうのも無粋だけれども、webサイトって検索で的確にかかるかどうかが命じゃないですか。でもって、検索ってのはタイトルと内容とのマッチが命じゃないですか。それを、うわっ、このサイト作った人タイトルの重要性まるで無視かよっっ。見てもらう気ナッシングかよっっ。ていうかこれを注意する奴いないのかよっっ。
さすがに驚かざるをえないわけで。

例えていえばこういうページって、でっかい値札を服につけたまま歩き回っているようなもんだとおもうんだよね。 「おいおい服よりもそれ着ている人よりも値札が1番気になるよ」みたいな。

でもさ、と私は思うのですよ。値札つけたまま服着たっていいじゃん、そのまま歩いたっていいじゃん。 スーツのままベットに寝転がってもいいじゃん。土禁の車に土足で乗ったっていいじゃん。味のしなくなったガムを飲みこんだっていいじゃん。鼻かんだティッシュを広げてみたっていいじゃん。 日曜の昼くらい、出前のラーメンで済ませたっていいじゃん。とにかくなんでもかんでも自分のやりたいように好きにしたったらいいじゃん。と思うわけですよ。


「タイトルかえるの面倒くさいし、そんな別にgoogleの検索とかひっかからなくてもいいし、自分、好きなようにやりたいだけでやってだけなの、何が悪いのファックユー」
というおおらかなんだか高慢なんだか怠慢なんだかよくわからない「オレ様姿勢」でいたいわけですよ、わたしも。

というわけでうちのサイトもこれからタイトルは「Welcome to Adobe GoLive」にする。Adobe GoLive使ってないのにやる。意地でもやる。手打ちでやる。ってうそうそうそーーーっ。


あ、ちなみにDreamwaverだとタイトルの初期設定は「無題ドキュメント」なんだそうで。 このタイトル、別に椎名林檎ファンが狙ってつけているわけではないので、あしからず。



2005.03.13

昨日、なぜか深夜に「水曜スペシャル・川口浩探検隊」が再放送。 首都圏にお住まいの皆さんちゃんとご覧になりましたよね。 いやぁ、笑った笑った。

深さ120メートルのクレパスをロープ一本で渡るってなんで下からのあおりの映像があるんだ、とかそういうこといっちゃイヤ。 それにしてもフィリピンでワニと格闘する野人発見っていくらなんでもやりすぎだよ。 子供騙しにもほどがある。って、まあそれが「探検隊」のコンセプトなんだけれどな。「子供すら見抜けてしまう子供騙し」っいう。
70年代生まれの子供が「やらせ」の楽しさを知ったのは絶対この番組だと思う。そういう意味では偉大。 究極のエンタテイメント。

テレビ番組史的にいえば、テレビの撮影機材の簡便化でロケ撮影が容易になり、一方ドルショックで日本が変動相場制になり、1ドル=360円からただすべりに円高に転がりこみ、海外旅行が庶民のものとなり、というところで 海外ロケの大型バラエティー番組ってのが80年代に流行ったわけだよね。 フジの「なるほどザ・ワールド」やTBSの「世界まるごとハウマッチ」、日テレの「アメリカ横断ウルトラクイズ」などなど。
でもって、その頃藤子不二雄アニメとプロレス以外のコンテンツがほとんどなにもなかった民放界の番外地、テレ朝がつくりだした海外ロケバラエティーが「水曜スペシャル・川口浩探検隊」だったという。 ってそんなテレビの歴史の話はどうでもいい?

それにしてもこの場末感がわたしのテレ朝観なんだよなぁ。「しょーもなっ」といってしまったら負け、みたいなテイストっていうの?
いまだにテレ朝の本領はPM11:00以降の「ネオバラ」枠って思っているし。ていうか、テレ朝は時間が浅くなればなるほどぬるーーーくなるんだよっっ。 ってまたいつものように話が脱線しそうなので、今日はこのへんで。



2005.03.12

あまり触れてほしくないことを今日もいけずうずうしく書いてしまえ。 あんなこともこんなこともあることないこと書いてしまえ。 こにゃにゃちは。まこりんでおま。

いつも気になっているんだけれどさぁ。 他人様のサイトとか、まぁ、拝見するじゃないですか。 でもって、わりとちょくちょくお目にかかるブクマなんかに入れちゃってるサイトなんかになっちゃうと、BBSなんかもつい見たりなんかしちゃうじゃないですか。
て、みると、けっこうな確率で「お前、誰?」といいたくなるような人が常駐してたりするわけじゃないですか。

管理人でないのになぜか仕切ってたり、やたら馴れ馴れしかったり、偉そうだったり、日記のようにほぼ毎日書きこんでいたり、自分の意見垂れ流ししていたり、という。
「あれ、この人は管理人さんの身内かなにかなのかな」などと初見はかるーく鮮やかにスルーしたりして。
で、しばらくたって、ログを見たりなんかすると、モノの見事に管理人と喧嘩になって消えたり。あるいはある程度管理人さんと自分が親しくなって、「あの人って昔からの友達かなにかですか?」なんてもののついでのフリをして尋ねて、「いや、全然」と聞いてのけぞったリ。
しかも「まぁ、ちょっとまいっちゃうなぁ、とは思うんだけれども悪気がないから。注意もしづらいしさ」なんて愚痴なんざきかれるともう気分は「なんじゃそりゃ―――」by松田優作なわけで。


まあ、サイトってのは、思いのほか不特定多数の方にさらされるモノですから、人気のあるしっかりした作りのサイトであるほどいろんな人を引きつけ、結果管理人にとって招かれざるユーザーってもちゃっかり増えていくわけで、まあ、そんなものなのでしょうが。 それよりなにより不思議なのが、管理人さんの多くが「なんだかなぁ、と思いつつも案外そのことがいえない」ってこと。
結構「まあ、悪気ないしそこまで迷惑じゃないし」というところで「表面上は」結構それなりに相手しちゃったりして、ストレスを自分に向けちゃったりしてるみたいなのね。
でまあ、そのまま管理人が軽いストレス感を請け負ってそれで物事上手く運んじゃっているだけで終わればいいんだけれども、 そうした目に見えぬお目こぼしに大抵当の相手は気づかず、「あ、このラインは大丈夫ならここまでいっても大丈夫かな」とどんどん領海侵犯していくのね。 で、ついに管理人的に「もうだめだ」というラインに踏みこむ、と。
この時点でようやく怒りを表面化する管理人が実に多いように思える。


もう、今まで「穏便に」モードだったのが一転、いきなり不動明王のように背中に炎をしょって怒りまくる怒りまくる。
前後見境なく、怒る。きっかけになった出来事以上に、怒る。
結果、管理人は自分の不様さを他のユーザーに晒す引き換えに、そのユーザーを退散させることに成功するわけだけれども、 ともあれ、管理人、ユーザー共にこれほど惨めな顛末もないわけで。なんでこういうことが掲示板上である程度日常のものとなっているのかなぁ、と大変わたしは不思議なのですよ。

だいたいこの喧嘩は「なんで迷惑だって思っていることに気づいてないんだ、ここまで我慢しているのに。ここまでつきあってやっているのに。耐えに耐え忍びにしのんでいるのに、なぜ」という管理人の立場もわかるっちゃわかるけれども、 迷惑ユーザーの視点からいえば「なんで昨日まではオッケーだったのに今日はダメなのさ」というのはあると思うのね。

結論からいえば、悪気のない傍迷惑なユーザーは「察する」ってことが根本的に不得手なんだから「爆発する前に、早く云えよ」ってことなのですが。 って、なんか関係ないこといっているなぁ。


そうそう、そんな迷惑ユーザーがなぜかうちのサイトの掲示板には居ついてないなぁ。うちのサイトのユーザーはお行儀がよくって素敵だなぁ。というおべんちゃらを書こうとしたんだ。
まあ、私自身「迷惑」とまでは思わなくっても「ちょっと違和感を感じるなぁ」って思えるような書きこみがあった時は、その場その場でその違和感をそのまま素直に折りこんでレスしているので余計なストレスをためていないし、そこで流れをある程度軌道修正しているっていうのもあるけれども、それにしても穏やかに掲示板が流れていって、評判いいです。わたし的に。うちのユーザー、ブラボー。 この調子で今後もお願いします。



2005.03.09

昨日、ホリエモンの22時〜23時台のニュース番組行脚を偶然視聴し、あまりにもの言い訳がましさと嘘と媚にさすがの私も呆れかえってしまった。 よし、今日の日記はこれがテーマじゃ。そう勢い込んでPCを立ち上げたまではよかったが、書くにつれて そんなものをテーマに書くこと自体がなんだかひどく愚かな事のような気がして、結局さっきまで書いたものを全て削除した。

マスメディアを通じて定期的に行われるスキャンダルめいたもの。そのほとんどがわたしたちにとっては「どうでもいいもの」だ。
NHKの不祥事であろうと、堤義明の逮捕であろうと、あびる優の万引きであろうと、どうでもいい。 わたしたちはなんの関係もない部外者だし、それがどのような結果になろうとも自分の生活はなにも変わりはしない。 むしろ、わたしたちにとって「どうでもいいから」からこそ、そのニュースをマスメディアは大手を振るって取り上げわたしたちに提供し、わたしたちもそれを楽しむ。
わたしたちが「TOB」とか「新株予約権」とか「議決権」とか「転換社債」とか聞きなれない用語を覚えたところで、なんの意味もなさない。だからこそ無邪気に覚えるのだ。

わたしたちは自分の周囲でくりひろげられるつまらない現実を忘れるために、テレビの電源をつけ、スキャンダルを享受しているにすぎない。 そのことを忘れて、スキャンダルを語るとどんどん品性が下がっていく。わたしはまだなんの引き換えもなしに下品になりたいとまでは思っていない。



2005.03.08

見るテレビがないものの、テレビを消すにはなんとなく淋しかったので、昨日の夜はテレ東の「思い出のメロディー」を流しながら、作業していた。
画面は見ずにパソコン作業していたのを、江利ちえみそっくりの声の「酒場にて」が流れてきたので、思わず画面を見ると瀬川瑛子が歌っていた。 あぁなるほどね、と妙に納得。
それにしても歌がこんなにも不幸そうなのにビジュアルがいつものヘンテコな奴でこけてしまう。
近頃の演歌歌手ってなんでファッションセンスがこうも致命的なのかなぁ。男はみんなヤーさんみたいだし、女はみんなくたびれたホステスみたい。
化粧とヘアと衣装を変えるだけで歌の印象も随分変わると思うけれども、こういう泥臭くって下品な格好じゃないといけないってなにか迷信でもこの業界にあるのかなぁ。
昔のVとか見ると、そこまで致命的に浮いてはいなかったと思うんだけども。ふっしぎだよなぁ。



2005.03.07

あっ、そうだ。吾妻ひでおの「失踪日記」もうでてるはずじゃん。 と、思いたち近所の書店を数軒はしごするも、やっぱりどこにも置いてないのな(怒)。

「吾妻、吾妻」と念頭において、本屋をぐるぐる探していると「吾妻ひでおの『現在』」なる言葉を本の背表紙に発見。
「comic 新現実 vol.3」角川書店。表紙に書かれている「大塚英志プロデュース」に思わず口元がほころび、さらに特集が「吾妻ひでお」「かがみあきら」「奈良小一女児殺害事件」「戦時下のアニメ」と来て、かててくわえて執筆陣が荷宮和子、白倉由美、みなもと太郎ときて耐えられず、ぐははとその場で笑ってしまった。
やぁ、凄い。この臆面もなく「ザ・大塚英志」という構成。ありえないよ。潔いまでの「読者不在ぶり」が気持ちいい。
ああ、近頃「悪魔のようなあいつ」(ジュリーがやった久世ドラマのアレね)の漫画版とかかがみあきら選集とかいまいち今のカドカワではありえない作品が復刊しているなぁと思ったらそういうことなのかぁ。
この雑誌がどこまで続けられるかわからないけれども「80年代なるもの」の最後の牙城としてがんばっていただきたいです。吾妻ひでおの連載も始まるし。

あ、結局「失踪日記」はネット書店で注文―――アマゾンで「売上ランキング: 9位」 というのを確認し、あぁ、やっばりな、と。
新作合わせで特集した大塚英志といい、自身のサイトで紹介した竹熊健太郎といい、帯の言葉を書いたとりみきといい、ある世代の漫画好き、漫画関係者にとっては偉大な漫画家なんだけれども、これからも吾妻ひでおは世間には絶対浸透しないんだろうなぁ。



2005.03.06

うわはっっっっっ。

…………。

何をいきなり絶句しているか、ってまあ、見ている方にはアレですが。
いやぁ、えっとですね。

密かにブックマークにいれているテキストサイトがありまして。で、そこでサイト管理者によるネットラジオ企画がありまして。 ちょっと聴いてみたんですが。
いやぁ、あははははははは。

アレだね。しゃべるのが上手いのと、書くのが上手いのは別。別ですよ、全然。
わしとかもさぁーーー。書くとこうだけれども、実際のトークはものすっごく早口で無駄口で浮かれっぱなしで口が悪くって、相手を引かせ勝ちになるし(――って、あんまりかわっていない?)。

それにしても朴訥でこもった声音の男がぶつぶつアイドルに関して言っているって、いやあ、なんでもないなんでもない。
うーん、せめて相手をいれてクロストークにしたほうがよかったよね。
って、誰に言っているんじゃ――――っっ。

今度うちのサイトでもやってみます?
オタの不気味な自意識見たさに。



2005.03.03

いつも見ていただいている常連さんにいまさら「男性だったんですか?」といわれておいおいと思ったまこりんです。
それにしてもここまで何回も女性に間違われるというのもなんだか「どっちともつかない中性的な服装と男性に間違われやすいような発言を重ねてファンを増やしたイタタな女性同人作家(――って誰のこといっているんだ)」になったみたいであまり気分がよくない。
こうなったらいっそのこと「まこりんは女性」ということにしておこうじゃないか、といいたくもなるが、日記でボロが絶対出るしなぁ。
だってホント知らないもん、女性が現代社会を生きていくに当然知っているアレやコレやを。
私は「ネカマ」ってのは目の前の欲望に興奮して頭の血の巡りが悪くなっている男性しかダマしおおせないものだと思う。普通絶対わかるって。
それにしても中学生になって以降現実社会で性別間違えられたことなどまったくない(―――そうそう、確かに第二次性徴前は結構女性に間違えられたんだよなぁ、なんでかわからんけれども。小汚いカッコしてうろちょろしていた雄ガキだったのに。 でもこれがイコール「自分は女に間違われるほど可愛い男の子」だったかというと全然そうでなく、ただ単に「ぶっさいくな女の子」に間違われていたというだけの話で、思い返すになんだか切ない)のにネットになるとこうなのだから、人って見た目で支配されている部分が結構大きいんだなぁ、としみじみ。
という、そんな桃の節句の一言。



2005.03.02

日テレスペシャルドラマ「溺れる人」

アルコール依存症の主婦とその家族の物語。主演・篠原凉子。まぁ、つまりは心の病や過度の依存症は大抵母子癒着が原因ですよ、という話。 ひとまず篠原凉子の存在感で持っていった作品かな、これは。
子供と戯れている彼女もいいけれども、酒に溺れてすさみまくっている彼女もいい感じ。 ほどよくくたびれていて、健気だけれどもどこか心があれていて、なんとなく全体に暗い紗がかかっているんだよなぁ、今の彼女って。そこらへんにいそうな若い主婦をやらしたら、今1番上手い人の一人だと思う。 とはいえ中森明菜が上手くドラマ展開できたらこのラインだったろうなぁ、とふと思ってしまうのはいけないこと?



2005.03.01

1月はまとめずにそこらに散乱したテキストを一気に仕上げて、2月はちょっとパソの前から遠ざかろうかな、と正月段階で勝手に思っていて、結局そうなった。
というわけで、3月にはいってリスタートと行きたいところだけれども、やーー、サイト更新は一度途絶えはじめるとダメだね。 どこまでも面倒くさくなってくる。メールのレスもめんどい。ルーティンな習慣でだらだらやるのが、サイトを続けるコツなんだってことがしみじみ感じられます。

サイト運営は「3日・3ヶ月・3年」のペースで飽きがくる、という話をどこかで聞いたことがあるけれども、そういえば今年の1月から3年目なんだよねぇ。
今までも自分の馬鹿さ加減に発作的に閉鎖したくなったことは何度かあるけれども、本気でやめたいと思わないように気持ちをしっかりと持っていこうっと。

あ、そうそう。昨日の日記も挙げといたので一応見ておくといいと思うよ。ただの漫画感想文ですが。


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