今日はちょっと大人気ない話。 このサイトは"自分の独善的な意見を述べる"というそれだけのサイトなので、客観的にみて「これはファンが読んだら不愉快に思うだろうなぁ」と思うようなテキストもいくつも私は書いている。 もちろんそれらのテキストもただの罵詈雑言にならないように気をつけているが、とはいえ、そういったコンセプトなんだから仕方ないじゃん、ということで"もし不愉快に感じたらごめんね"と思いながらも勢いに任せて突っ走っているといったところが実情だ。 が、そういったわたしの"ファンが読んだら不愉快だろうなぁ"というテキストをわざわざファンサイトにコピペしたり、リンクを貼りつけたりする輩がいる。 一応ほとんどのページに解析を入れているので、リンク元からそういうのをたびたび発覚するのだが、 あれは、もうね、わたしゃ納得できんですよ、はっきりいって。 や、もちろん"引用"の範囲という感じで、こういうテキストがありまして、でもってこれはこれこれなんじゃないかなという自分の意見があるならいいんだけれど、そうでない奴、他人の意見の尻馬に乗っちゃっているようなの、ってのは私はちょっと"おい"と思ってしまう。 ■ わたしは梅干嫌いが大っ嫌いで、色も嫌、匂いも嫌、くにゃっとしたあの触感も嫌、自分の近くに梅干があることすら不快、お弁当の梅干で赤くなったごはんすら食べない、ってくらいに嫌いで、梅干なんて食ってられっか――っ、と思わず大声で叫びたくなるほど嫌いなんだけれども、 だからといって「梅干大好き」って人のところにわざわざ赴いて"梅干食べるなんて人としてありえないよね"と改宗を迫ったり、梅干業者を恫喝したりなんてことはもちろんしないわけですよ。 ま、自分には信じられないけれども、それこそ人それぞれの好き好きで、ともあれ梅干を作る人がいて食べる人がいる、それでその輪は上手く回っているんだからそれを無駄に乱す必要はないかな、と思うわけですよ。 とはいえ、私は大嫌いなわけで、その"大っ嫌い"って心の叫びくらいはいわせてよ、と。そんなテキストなんですよ。わたしのテキストは。 それをなんでお前は、わざわざ相手のところまで言って、しかも自分の言葉でなく相手の言葉を借りていうかなぁ、と。 ハイパーリンクがウェブの生命線だっていうのはよくわかるんだけれども、そういう輩って、それを傘に着て自分はなにもいわずに他人の意見を援用して相手を批判した気になっている、ってそういう感じがしてならないんだよね。どうしても。批判の内容以前にそのスタンスがわたしゃ気に食わん。 批判するなら、自分の言葉で批判しろよ、といいたい。それが面倒なくらいなら批判なんかするなよ、と。 お前、他人の意見の尻馬に乗ってんじゃねぇよ、と。お前はスネ夫か、と。 アンチ気取って乗りこむなら、手前が矢面に立て、と。手前の言葉で批判しろよ、と。手前の全責任で批判しろ、と。それをなんだ"こんなこといっている人がいるよ"って、お前はなんだ、お前は一体どうなんだよ、と。どの立場なんだよ、と。 なんかこう、陰湿で小狡くってそのくせ怠惰で、かつひがみ根性みたいなものがちらちらしてとにかくわしゃ好かんですよ。ああいうことをする人を私は自分のサイトのユーザーとは認めたくない。はっきりいって。 ■ なもんだから、そういうのを見つけるたんびにわたしはそのサイトに対して"もうしわけありませんねぇ"という気持ちでいっぱいになってしまう。 浜崎あゆみとか倉木麻衣とか高河ゆんのファンサイトの管理人の方とかに"そんなつもりじゃなかったんですけれども"といいたいわけですよ(――って思わず固有名詞を出してしまった)。 どっかの馬鹿な奴がわたしのテキスト使ってスレを汚しちゃったみたいで、と。 OHHOの方に関しては特に以前「南野陽子は大丈夫か」や「松田聖子が好きだった」を読ませていただいたひとりとして非常に心苦しく思ったりするわけですよ。 もちろん、厳密に言えば他者に見せた時点でそのテキストは自分の手から離れているわけで、その離れた先をどうこういうのは大人気ない話なのだが、 いまいち未熟な書き手である私は、意図しない形でアンチのプロパガンダとして援用されるのは嫌だなあ、とおもわずつぶやかずにはいられない。 また、こういうことを何度も見てしまうと勢い筆も鈍ってしまう。 自分の及ばぬ範囲で誰か不愉快にさせているとしたら、批判めいたテキストはこれからはひかえていこうかな、などと柄にもないことをふと考えたりもしてしまう。 ■ まぁ、一人ぐねぐねしても仕方ないんだけれどもね。 世の中色んな人がいるわけで、中にはそういう愚かな人もいるわけで、それをこちらが弾くことも、あちらが弾くことも出来ないわけだし。 とにかく今後は無神経に私のテキスト使って他人様のサイトを嫌がらせすること禁止。以上。消灯。 ――と、今回は合宿の就寝前の点呼で無理やり話を落とす。落とすったら落とす。部屋の電気も落とす。でもって寝る(――ってどういう話の〆め方じゃ)。 |