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まこりんのつれづれなる日々

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2005.01.31

「HEY ! HEY ! HEY !」

明菜目当てで久しぶりに先週今週と番組を見たけれども、なんだかいつまにかものすごい作りなっていしまったのね。
先週は新曲歌唱の歌手を押しのけて中森明菜の夜ヒットの過去ヒット曲の映像や「スターどっきり」の映像と明菜の思い出話に20分弱も用意していたし、今週は今週でジャーニーズ特集で過去VTRを30分近く流していた。
でもって、2月14日の2時間スペシャルは目玉が中森明菜と松田聖子のボーリング対決とピンクレディーって。いつから懐古番組なったんだ?
や。素直にナツメロマニアとしてはそれはそれで嬉しいんですけれどもね。明菜様の姿も拝めるし。
でも、これでいいのか、というものやっぱり大きくって。うーん。 歌番組黄金時代を支えていた歌手が単純に今でも数字を持っていると事実はわかるけれども……。 不況ってこういうものなんだなぁ、と実感。


あ、偶然見たSAYAKAがなんだか随分印象が変わっていた驚いた。一瞬誰かわからなかったし。 この娘は今「松田聖子」という名前がもの凄い重い足枷になっているような気がする。
デビュー時から「聖子の娘」という諸刃の剣のネームバリューを上手くハンドリングしていく器用さはもってないように見えたけれども、 それに自覚したのか、近頃「聖子の磁場」から必死に離れようとしているようにみえる。
が、聖子的でなくなるほどセールスが落ちてしまうわけで、なんとも残酷な話。 きっとこれからが正念場だろうな。

業務連絡。
明菜様はいろんな意味でいつも通りでした。



2005.01.30

原田真二「A面コレクション」

松本隆詞の「タイムトラベル」目当てで聞いてみた。 この詞はものすごくって、古代エジプトを基点に1920年代のニューヨーク経由で、最後は近未来。地球を捨て去った人類が宇宙空間から地球を見下ろす描写まで辿りついたところでいきなり「ここは東京、君の手のなか」と一気に現実の位置へと聞き手を異化させる。 恋人の手のひらがまるで釈迦の手のひらのようにも聞こえるし、拡大していったマインドイメージが一気に収束していく快感もある。 そんな天才・松本センセの仕事ぶりを堪能しようと思って聞いたのだが、もちろん初期ヒット曲も当然良かったけれどもそれよりも「雨のハイウェイ」以降のトンでもぶりに吃驚してしまった。
なにこれ。なんだかものすごいところにいってたのね、原真ってば。

「雨のハイウェイ」は和太鼓のようなバスドラがドンドコドンドコいっているし、しかもそこに笙のようなシンセ音まで絡んで妙な「和」のエナジーを放出。 「Modern Vision」は打ちこみバシバシのスピィーディーなダンスポップス。これツボだわぁ。小室世代としてこれは否定できないッス。ちょっと今この曲だけリピートしまくっています。そういえば彼、ナベプロ時代の吉川晃司に「キャンドルの瞳」とか楽曲提供していたもんなぁ。ああいう系統をもっとやりたい放題にしたっていえばわかるかな。12inchバージョンとかあって欲しい感じ。 琴の音のようなのがおかずでちゃらちゃらいっているのが原真流なのか。「teardrops」とか「寒がりのボイス」(――ポリネシアっぽいイントロの旋律が好きかも)もいい感じ。

いや。意外な収穫でした。今まで原田真二舐めていました。ちょっと認識改めます。カッコイイよ、素直に。ちょっと才気煥発過ぎて、引きがないのがアレかなぁ、と思うけれども。 ともあれ「松田聖子のおまけ」という認識は棄てました。ハイ。

しかし「永遠を感じた夜」ってシングルが彼にはあったのね。ちなみに今度の松田聖子の新曲は「永遠さえ感じた夜」。
……いや、なにもいうまい。



2005.01.28

♪ 停車のバイクのオカマを掘っても〜〜
 (いいじゃん)
 見逃してくれよぅ
 (いいじゃん)
 見逃してくれよぅ

♪ ブレーキ効かない私を許して〜〜
 (いいじゃん)
 見逃してくれよぅ
 (いいじゃん)
 見逃してくれよぅ

あっ、小泉ファンの人、殴らないでっ。殴らないでくださいっっ。

それにしてもこんな些細な事故でニュースになるんだからタレント稼業って大変だよなぁ。
と、今日はネタで終わじ。



2005.01.26

掲示板でさりげなくアピールした2周年記念の祭りが4日遅れで到来。 ようやく今日、大量アップにこぎつけた。 今月は「歌謡曲の砦」関連のテキストのアップが少なかったのをこれでなんと勘弁していただきたい。いや。マジで。


しかし、ここ数ヶ月一体月間でどれくらいの分量のテキスト書いているのかな。 数えるのもだるいのでしないけれども、原稿用紙でいったら何枚くらいなんだろうか。ちょっと気になったりする。 書きたいと思ったものばかりでこんなにたくさんの量になってまだ尽きないというのはなんだか、ある意味自分が怖いよ。



2005.01.23

「まこりん」でgoogleで検索をかけると 16,100のなかで2番目にうちのサイトが出てくる。 ということは、わたしはネット上で2番目に有名な「まこりん」ってことになるのかな。 こんにちは。2番目の男、まこりんです。
これって結構な位置だよなぁ。

ちなみに「わがまま」でも結構上位にくることが判明。
719,000中36位。うーん、おそるべし。

とはいえ取り扱っている歌手や作家で検索してもさほどの好成績ではなく、あまり意味無しなうちのサイトとgoogleの親和性なのであった。


そうそう。昨日、2周年を契機にほぼ全ページに忍者の解析をいれてみた。メインページのみの解析だった前日と比べてと比べてページビュー・ユニーク数ともにほぼ2.5倍くらい。 案外検索で辿りついたもののそれだけでメインページまで確認しないユーザーが多いんだなぁ。いや、別にそれでまったく結構なんだけれどね。
しかし、全ページの合計ユニーク数が750ってのはこの手のレビューサイトとしては多いの?少ないの?皆目わからん。
ただ、サーチエンジンの上位っぷりを見るに少ないといったらバチがあたるくらいなんだろうなぁ。きっと。



2005.01.22

絶対音感テストというのがあったのでなんとなくやってみた。

http://www.unnmei.com/onkan/onkan.html

「絶対音感・相対音感鑑定」をなんとなくやってみて、全問正解だったので調子にのって他のも全部やってみたら、後はもう撃沈ですわ。
「平均律」と「純正律」なんてわからん、わかるはずないっっ。といいつつ、2問正解してしまったが。ってまぐれだなこりゃ。それにしても音楽家の人って大変だなぁ、としみじみ。こんなもの正確に聞き分けられないよ。
このテストをやっている間、頭のなかで「ドレミのうた」がぐるぐるしていたことは一応ちなみにいっておきたい。このへんがトーシロー。


あ、ついでにここにあるIQテストもやってみた。
160満点で130点の結果。全世界の人口で上位3%の頭脳の持ち主といわれて一瞬うかれたが、上位3%って33人にひとり、つまり公立学校のクラスにひとりいるくらいの頭脳の持ち主ってことじゃん。全然普通じゃん。ちょっと喜んだ自分がアホみたい。

と、あいかわらずしょうもないことをいっても時はだまって過ぎゆく。今日でサイト開設2周年だということをここまで書いて今気づいた。
これからもこんな感じなわけだけれども、どうぞよろしく。



2005.01.21

正直いって、webサイトの管理人っていうのは、孤独だ。
とくに、こうした自身の感想意見などをただ書き連ねているだけのサイトとなると、見えない暗闇にただ言葉を投げているような気分になる。
誰にも届いていないのでは、そう思うことは少なくない。そんな時はアクセス解析の結果などを見てひと安心することも多いのだが、はたしてこの数がどれほどの意味を持つ数なのか、とか、それぞれがどれほどの想いでこれを見ているのかと深く考え出すとまた厄介で、わたしはふたたび樹海に陥ってしまう。
1番安心するのは、掲示板やメールでのリアクションだが、それとて、もらって心地いいものばかりが届くわけにもいかないもの、単純にもっと返事くださいなどと大声でいえたものではない。
そもそも、ひとりでやっていくと決めてはじめたのだから、結局ひとりでやっていくしかないのかな、と諦めるしかない。
と、こんな愚痴っぽいことを書いているということは今日はネタ枯れなのである。
人間、愚痴なら吐いて捨てるほど出るものだ。(―――と今日もなぜかエラソー)



2005.01.20

最近「少女漫画の館」の更新ばかりのまこりんです。
いやあ、ほんっっと、ごめんなさいね。
うちのサイトのメイン層って「歌謡曲の砦」の方だっつうのはよく知っているんですよ。 だってページごとの解析結果から見るにヒット数の差が圧倒的に違うし(――――その差、約7〜8倍くらいの差なのよ)。

どうもこの年末年始、私の頭上に「やおいの邪神」が降臨しちゃったようでさぁ。頭んなかで勝手にやおいの舞をするわけよ、その邪神が。 てわけで書かざるを得ないっつうか。この機会にと一緒に踊っているわけですよ、私も。
「歌謡曲の砦」のネタがないってわけじゃないんですけれども、はい。まぁ、そんな時もあるのですよ。スマン。

それにしてもこっちの方を書いていて、萩尾望都がホント好きなんだな、俺、と妙に再認識してしまった。
中森明菜のテキストを書く時のように言葉がとめどなくすらすら出てくるし、自然と書き方が萩尾中心史観っぽくなっているし。(―――ってわけで歌謡曲に関してはかなり「明菜中心史観」だったりするのね……ってこれはさすがに読んでいる方はみんな気づいているか)
他のレビューサイトのように好き嫌いを露骨に出さないような書き方は私にはできないなぁ、やっぱ。




2005.01.19

最近買ったCDの小レビューをば。


  ・「ルージュ」〜コスメティック・CFソングコレクション〜

ぬはははは。笑った。
ポップスってのは本質的に音楽のジャンクフードだと思う。 人工甘味料・着色料・保存料たっぷりで体に悪いと百も承知だけれども耳に心地よくやめられない刺激的な音の食べ物。 でもって大型タイアップのCF・テーマソングというのはそのなかの粋、もっとも過激な部分だとわたしは思う。 「売らんかな精神」のみだけで成立しているひたすら華麗で派手でそしてなにも得るものがない、ビタミンミネラルなしの無意味で栄養のない歌。それがタイアップソングだと思う。
70〜80年代の化粧品のタイアップソングってのはまさしく無意味歌謡の頂上合戦の様相で、 季節ごとのカネボウと資生堂の対決(―――そこに時折ポーラとコーセーが絡む。このラインのタイアップソングは一線オチで大ヒットは少ない)はそれ相応の結果をポップスフィールドにもたらしはしたのだろうけれども(―――特にニューミュージック勢はここを足がかりにしてメジャーにあがった者が多い)、こうやって並べて聞くと無駄な勢いと過激さ、やる気のオーラに思わずゲップが出る。
「うまい棒」を箱買いして一気食いしたような胸焼け感でいっぱい。まとめて聞くものじゃないよなあ。これは。
しかし、改めてみても化粧品キャンペーンソングの歌詞やタイトルは物凄いものが多いな。広告代理店の指し示す高いハードルになんとか応えようと努力する作詞家陣には頭が下がる。 今見ると「○○センセ、とち狂ったか」と思わせるものばかり。


  ・観月ありさ「FLORE」

90年代前半のアイドル氷河期にひとり気を吐いた観月ありさのベスト、91〜93年の作品を収録。
3Mのなかでもっとも歌手活動に成功した彼女であるが、歌手としての存在感は希薄で、歌声も可もなく不可もなくというところ。下手ではないが、魅力的なボーカルというにはなにかが足りないという感じ。 超豪華作家陣の作品がずらりと並ぶが、どれもこれも絶妙なお仕事感で彼女はこなしている。
小室世代の私としては「TOO SHY SHY BOY」「SHAKE YOUR BODY FOR ME」を推したい。小室時代の前夜がここにある。


  ・観月ありさ「FLORE 2」

前作の続編ベスト。94〜97年の作品が並ぶ。
ライジング黄金期・小室黄金期の到来。前作を凌ぐほどの豪華作家陣による充実のラインナップだが、歌手としての成長は前作のベストと比べてあまり感じない。 下手ではないのだが、情感不足で棒のような歌い方もここまで突き詰めればひとつの芸風なのかもしれない。常に歌に対してほどほどの距離を置いて決してのめりこまない様はある意味特異だ。歌が嫌いというわけでもないが、とりわけ好きでもない、このお仕事感。
それにしても「DON'T BE SHY」は絶対ヒットすると思ったんだけれどもなぁ。このアルバムをもって後輩のライジング歌手が待つエイベックスへ移籍。


  ・田原俊彦「DYNAMITE SURVIVAL」

ジャニーズの王子様改め、ガウス・エンターテインメントの王子様(……)田原俊彦のジャニーズ独立後のシングルを集めたベスト。
なんつーのかな、トシちゃんの中ではまだバブルは終わっていないっぽい。トシちゃんの心の時計は「教師びんびん物語」と「抱きしめてTONIGHT」で止まっているっつーか。
タイトル曲「ダイナマイト・サバイバル」や「DO-YO」「キミニオチテイク」「EASY…LOVE ME」など、あぁいかにもトシちゃんだなあ、という感じなんだけれども、それが全部なんだか絶妙に古い。音はそれなりに今の作りなんだけれども、歌うトシちゃんがの有り様がもう、なんだか古い。 あれ?今って21世紀だよね、と思わずトシちゃんに確認したくなる。
トシは王子様稼業を辞めるわけにはいかないのかなぁ。
王子様をそれでもやりたいっつうなら、ここは郷ひろみのように「笑い」に転化しないとヤバイでしょうよ。ってそれができるほどトシちゃんは変人じゃないもんなぁ……。


  ・松田聖子「ETERNAL」

91年発売の洋楽のカバーアルバム。松田聖子は結婚から独立・海外デビューまでのこの頃が1番歌声がのっていると思う。
しゃくりあげて媚びるような歌い方をやめてまっすぐ声を出しているし(海外デビューで矯正されたのだろうか)、高音とか艶々してホント色っぽい。
時期からいってWINKのユーロビートカバーのよるヒットに触発されて企画したようなアルバムだと思うけれども、歌手としての魅力を愉しむにはちょうどいい作品なんじゃないかな。 エロティックで煽情的なジャケット写真は方向感覚を失いかけた当時の彼女を象徴しているように見える。


  ・郷ひろみ「く・せ・に・な・る」

郷ひろみは日本屈指のコメディアンだと思う。ひとまず歌詞カードで5分は笑った。 早く日本に帰って来てくださいな。



2005.01.18

何をどこまで書いていいのか、その判断がまったくわからなくなりつつあるまこりんです。 ああっ、どこに話を落とせばいいんだよッッ。

以前書き散らしてアップせずにいたものなどをまとめてみようかななどと、つまらぬ色気を出したはいいものの、何がいいたかったのか、この後どこに話を持っていきたかったのかすっかりわからなかったりするものばかりで私はとても悲しいです。 ってまあ、アップしたものを今改めて見なおしてもアレなわけで、元々ずいぶんなものだと思えば気にならないわけだが。ってまた愚痴愚痴愚痴愚痴。

そもそもうちのサイトの読者のハードルがどの辺りにあるか、皆目わからんので、どのレベルからがアップしていいものなのかどうかわからないし。
とはいえへんに期待値を下げまくるようなテキストをアップし続けてユーザー離れを引き起こすのもアレだし。 って、俺って結構えぇカッコしぃなのな。
別にお金もらって書いているわけじゃないんだからひどい内容のものをあげまくったっていいじゃん。 好き勝手にやればいいじゃん。なんで自主規制するかなぁ。大人に見られたがるかなぁ。 ってまたこれも愚痴愚痴愚痴愚痴。

と、あなたも愚痴がたりにサイトでも開いてはどうでしょうか。オススメしますよ★




2005.01.17

なぜか読者に性別を間違われる管理人の運営している「まこりんのわがままなご意見」に今日もようこそ。
って、そんなに間違えるものかぁ。性別。もう書くネタといい語り口といい滲み出ているじゃんと思うのだが、 履き違える人がそれなりにいるのを面白く感じた私は「プロフィール」でも性別を書いてなかったりする。
とはいえこの文体はどう見たって男でしょ、男にしか見えないでしょ。

―――と、ここ↑まで読んで、「えーーーっ」と思ったあなた、今の文章はトラップですから。男の文章だと履き違えさせるためのトラップですから。
―――なぁんいていって、ここ↑まで読んで、やっぱりまこりんは女じゃんと思ったあなた。これもまたトラップですから。女の文章と履き違えさせるためのトラップですから。
―――て、またまたそんなこといってここ↑まで読んで(以下略)

―――読者をもてあそんでも仕方ないな。
ま、つまりはどっちでもいいのよ。だってこのモニターを見ているあなたには多分一生会えないし、会わないんだから。
だから好きなようにあなたの手のひらで妄想補完してもらってかまわないかなぁ、と。 だって本当の生の自分を見て欲しくてサイトを開いているわけじゃないし。そもそも生の自分なんてどれがどれだか自分でもよくわからないし。

ただひとついえるのは男性はどうやら私の文章を女性の手によるものと思いがちで、女性は私の文章を男性の手によるものと思いがちってこと。って、つまりはお互い異性に飢えているってだけの話か、結局。
いやいや、正解をきちんと引き当てている一方はよく見ているということで、つまりは「ネットをやる男は女に飢えがちだ」という結論のみなわけだが。――――と話の端々で結局正解を教えている私は案外いい人だと思う。ってこれすらもトラップだと容易に思えるっちゃその通りなのでなんともいえないわけですが(―――と無限ループ)。

ま、それもこれも自分が男だ女だ、あるいはオカマだオナベだとわかりやすいキャラ立て(@R2さん)をネット上でしていないっつうのはあるけれどね。
確かに男性的欲望の典型の飲む・打つ・買うどれにも興味ないし、とはいえ女性的欲望の典型のブランドもグルメもコスメもエステもリゾートも光りモノも興味ないしなあ。興味あるのはCDと小説と漫画とゲームと、って、つまりは俺って男でも女でもないただのオタクってこと?
と、いい塩梅でオチがついたところで今日はおしまい。って、なんだそりゃ。



2005.01.16

雑誌の性格判断のコーナーを真面目に読み耽って「そうそうわたしってこおいうタイプなのよぉ」と無邪気に感心する、そんな女性にわたしはなりたい。
こんにちは、宮沢賢治です。嘘。まこりんです。


今日は一日中、本田美奈子の「DISPA 1987」と「ドラマティック・フラッシュ」をBGVにして作業をしていた。
これほどやる気に満ち満ちている人でも病魔は宿るのだなぁ。一般のファン風情が心配しても仕方ないことは百も承知だけれども……。
って、しまった妙に湿っぽくになってしまった。そんなつもりじゃなかったのに。



2005.01.15

結局昨日は「金スマ」の杉田かおるスペシャルを見てしまった、まこりんです。ワイドショーウォッチャーといわれても恥ずかしくないぞッッ。


視聴者からの再現ドラマは今回の結婚ネタとかなりずれているけれども、今出さないとオクラになりかねないからなんだろうなぁ。 「新年会」改めの「披露宴」といい、それだけドタバタの結婚だったということがよくわかる。
ともあれ映像の杉田ねぇさん、幸せそ過ぎて参ってしまう。 それに発言の端々にきちんと自分を冷静に客観視してコントロールしている大人の横顔が垣間見えて、やっぱり頭のいいひとだなぁ、と感心。
思ったとおりに自虐系自分切り売りネタは今後はセーブしていくようだけれども、まぁ「芸人」なわけじゃないんだから、 好きに自分のために生きていってくださいな。と軽くエールを送ろう。
結局腹が据わっている人って、なんだかんだいってもそれなりの結果を結ぶんだよなぁ……。



2005.01.14

ここ2、3日、USB端子のさしこみ部分がぶっ壊れてすったもんだのまこりんです。
さしこみ部分いわゆる「メス」のほうの端子が前々からぐらぐらしているなぁ、と気にかかっていたところ、いつものようにプリンターを使おうとオス端子のほうを差し込んだら、上のプラスチック部分がポキって……。
え、これってどうすればいいの?と、人生においてはじめてパソコン内部を開けてみたまこりん、ってUSB端子はマザーボードにくっついているのな(怒)。これじゃ直しようないじゃん。
しかもパソコンの内部なんて開けたことないから、それを確認するにも元に戻すにも、ひとまずものすごい時間かかってまったし、ああ不愉快不愉快。こんな時、パソコンなんてもうやんねぇーよ、なんて言葉を思わず吐き捨てたくなる。とはいえ、これを書いているということは結局起動させているわけなのですが。 みなさんはパソコン、好きですか?

ひとまずキーボードに使っている端子が1個残っているからそこにUSBハブを噛ませてなんとするかぁ、などと企んでいますが、これで問題なし?よくわからん。

それにしても、USB端子のメス部分ってものすごく脆弱に見えるのは私だけなのだろうか。わたしの扱いが特別雑なだけなのだろうか。何度か着脱を重ねる部分だし、となると自然と壊れやすくなる部分だから、交換可能にできているのではと予想して開けてみたのだけれど、まさか直結しているとは思わなかった。


とぐだぐだしていた間になんだか色々なニュースが……。

 ・杉田かおる、電撃結婚。

えええーっ、かおるネェさんの演技力に今の今まですっかり騙されていたよ。こんな隠しダマを持っていたとは。
とはいえ、人生の振幅の振り子の激しいかおるネェさんだけにこれで終りってわけじゃないよね。とさりげなく期待。 バラエティー番組のはっちゃけっぷりがしばらく見られなくなると思うと残念だなぁ。


 ・本田美奈子.急性骨髄性白血病で緊急入院。

えーーーーっ、まじかよぅ。……絶句。
年末のアルバムの声に前よりもちょっと細くなったかなぁとは思ったけれども、まさかこんなことになるとは……。
美奈子ネェさんもたいがい波瀾万丈だけれども、その道程はまだまだ続きますか。 せっかく活動が安定してきたところだったのに。がんばって復帰めざしてくださいとしかいいようがありませぬ。



そういえば気がついたら、さりげなく島田紳助がテレビにでていておどろいた。正月に復帰会見とかしていたそうで……。
キャラ立てを多少変えて出てくるのかと思ったらそうでもなく、ってまぁ彼にはそこまでの芸がないか。
元々好きなタイプのタレントでないのでこれはどうでもいいぞ、と。



2005.01.10

数個のタグの知識だけではじめたこのサイトも立ち上げてもうすぐ二年になるけれども、サイト作りってのはつくづく自分が試されるよなあ、と感じる。 勉強させられるというか、自分の器を見つめさせられるというか。
もちろん、その勉強ってのはウェブに対する知識というのもあるけれど、もっと広範なところでもあったりする。処世というか、心構えというか、自分を引きうける覚悟というか。
書いているとホント、自分の知識や見識の浅さ低さを痛感するし、自分がどういう人となりなのか、というのがよくわかる。独り善がりだったり、ドリーミーだったり、うかれ屋だったり、説教くさかったり。 そういった自分のマイナス部分をふくめて自分なんだなあ、ということを感慨をもって見なおしたりするわけですよ。ふと我に返ったりしてね。
また、サイト運営上の色々なハプニングに一つ一つ失敗していやな気分を味わったり、またはうまく切りぬけたり、逆に褒められたりして調子に乗ったり。なんて経験がそれなりに蓄えられてテキストやこまごまとした運営に反映しているなぁ、という実感もあるわけで。

にちゃんねるなどの匿名掲示板に時折みかける相手をおもちゃにして楽しんでいるような人はホント、一度は自分のサイトを作ってみたほうがいいとおもうよ。
無料のブログでもなんでもいいからさ。自分の言葉と表明して自分が主催となって語ることがどれほど大変なことかということがわかるし、自分の見識の底の浅さと自分の高慢さがよくわかるから。
それに管理人としての視線を得ると、他のサイトを見る時に今までただ漫然と見て面白がったり感心したり憤慨したり小馬鹿にしたりするのと違う、一歩踏みこんだところで味わえると思う。
甘やかされた子供のように何か楽しいネタがくるのを待っているだけよりも、未熟ながらも自分でネタ作りしたほうが絶対楽しいし、健全だと思うけれどなぁ。
ってことをグネグネ考えたりする私なのであった。

とにかく、そこのあなたもサイトを作ってくださいな。作るか作らないでいったら、作ったほうが絶対、今後のためになると思うから。ネットにこれからも触れていくつもりならば一度は体験したほうがいいことだとわたしは思う。



2005.01.09

さくさくレビューでごにょごにょいってしまった崎谷健次郎さんだけれども、 今度の柴咲コウのシングルのB面を担当するらしい。ちゃんとメジャー仕事が入る位置にいるんだあ、と妙に胸を撫で下ろしたわたし。
B面とはいえ「恋するハニカミ」の挿入歌でまったくの捨て曲ではないし。よかったよかった。と身内感覚で安心してしまったよ。 って、大きなお世話だなこりゃ。



2005.01.08

よくブックオフにいくと秋元康のエッセイのような小説のような本を大量に100円コーナーで見かける。 ちらりと見るその背表紙のタイトルがどれもふるっている。

「君に読んで欲しかった。」「君が一番好きだった」「君の恋のつづきを占おう」「きっと君は変われるさ」「君に輝いてほしいから」「君らしさを僕は知っている」 「僕の愛し方、君の愛され方」「恋について僕が話そう」「昨日までの恋の整理のしかた」「ようやく恋がわかり始めた」「勇気をあげよう!」「まず、自分を好きになりなさい」……

なんだろう、この喉の奥からこみ上げてくる酸っぱいものは一体なんだろう。
野田秀樹バリに無邪気に全てのタイトルにツッコミをいれたいが、それはキリがないのでやめる。が、散々恋愛本書いといて「ようやく恋がわかり始めた」だもんなあ。今わかったのかよっっ。今までの前振りかよ、みたいな。で仕舞いにゃ、自己啓発セミナーかかってくるしなあ。秋元センセには負けますよ。

しっかし、相手がキムタクなり福山雅治ならわかるが、秋元康に慰められて喜ぶ女性が高井麻巳子以外この世にいるとは、とてもじゃないが思えない。 思えないのだが、古本屋に並んでいるということは一度は誰かの手に渡っているわけで、喜んでいた人がいたってことなんだよなぁ、これが。理解不能。
バラエティー番組での出川哲朗の恋愛話と同じでわたしにはほとんど冗談としか捉えられないんだけれどなぁ。 今度ネタとして1冊買ってみようかな、100円で。
ともあれタイトルだけでも秋元先生はF1層をカモだと思っているということはよくわかる。さすが体の芯からテレビ屋。



2005.01.07

「てじなーにゃ」の媚び方が至上最悪にむかつくまこりんです。
子供は無邪気が1番だよぉ、大人に無駄に媚びるなよなぁ。それにしても誰がアレを教えこませたんだろうか、あんな数年もすれば意味をなくす媚びを。

さほど手品の芸がありそにも見えない山上兄弟。 子役の転落人生の典型に陥らないことをわたしはただ祈るばかり。
それにしても大人ってひどいよなぁ。可愛いからってちやほやしちゃいけないものってもあることくらいわかるだろうに。



2005.01.05

新年気分なところを生々しく不快な話を。

KLACKというビジュアル系バンドがあるイベントで香田証生の殺害ビデオを流し問題になっているという。
パフォーマンス前にあらかじめふざけたフライヤーを配ったりしていたそうで、事務所メンバーを含めた確信犯といえる。

バンジージャンプが好きだからといって紐ナシ、下にエアーマットナシでバンジーする人はいない。死ぬから。 サバイバルゲームが好きだからといって、実弾でサバイバルゲームする人はいない。死ぬから。
わたし達はアミューズメントパークのアトラクションのような安全であることが大前提のスリルを楽しみたいのであって、本当の危険なんて味わいたくない。 ビジュアル系のスリルだってそれと同じ。
それはライブハウスを出た瞬間に霧散してしまうコンビニエンスな快楽に過ぎないし、それで充分だと思う。そもそも客席のわたし達はそれ以上のものを求めていない。 舞台のこちらも向こうもそれをわかってその場の嘘を楽しむ。 いつもライブでギターに火をつけるあの人が、いつもギターの練習のたびに火をつけたら練習にならないし、いつも派手なドラミングの末に失神してしまうアノ人が、舞台以外でもいつも失神していたら、周りの人はひとまず病院での精密検査をすすめるだろう。 みんなわかっていて舞台の嘘を楽しんでいるのだ。それがエンターテイメントなんだとわたしは思う。
―――その虚構を乗り越えてそれでも残るものがあって、それが芸能の真実だなんていえたりもするけれども、ともあれそれは「嘘である」という前提があってこそである。ただの生臭い現実はドキュメンタリーであって、芸の真実では、少なくともない。


エンターテイメントくそったれのKLACKとそのスタッフが、何らかの意図を持って、社会や体制を本気に敵に回すつもりでこの映像を流したと言うのならかまわないのだが、 客席に投げつける豚の臓物や小動物の死骸と同じようにこのVTRを流したようにしか思えないのが、なんとも情けない。
ビジュアル系氷河期に耐えかねたスタッフ達が前後不覚になって迂闊なブッコミをかけてしまっただけという感じがする。
「舞台の嘘」を楽しもうとした客は生臭い悲惨な現実を見せつけられ不快になり、それを虚構の場のためのガジェットくらいにしか認識できない能天気なガキと大人たちは己の思慮の浅さを露呈する。

彼らの愚かさは自分探しの果て知らず戦場に赴いた香田証生と同じようにわたしは見えて仕方ない。 その愚かさの責任をとって香田証生が命を落としたのなら、彼らとそのスタッフも業界から抹殺されなくては割に合わない。そうなるべきだ。



2005.01.04

NHKスペシャル 「地球大進化」

生命が人類へと進化するに至った道程を追い続け、「かくして生態ピラミッドの頂点に君臨するようになったわたしたち人類は、それまでの支配生物がそうであったように絶滅という結末が将来に待っているのでした。めでたしめでたし」という結論を最後においてくれていて、よかった。 結局地球科学をマクロで見るとどうしてもペシミスティックなならざるをえないんだよねぇ。
絶滅危惧種を保護するのは無意味、環境保護は人類のため、戦争は必要悪、など素敵な結果を導き出してしまう。 人類が滅ぼうと滅ばなかろうとも、生命があろうとなかろうと、地球があろうとなかろうとも、全て小さなことという事になってしまう。
こういうことに思いを馳せると、結局生物ってなんなんだろうなと思わずにはいられない。 生物が存在する意味自体がよくわからなくなる。 すべては惑星開発委員会の陰謀なのか。ヘリオ・セス・ベータ型開発なのか。てわけで、ひさしぶりに「百億千億」でも読み返そうかなぁ。



2005.01.01

お約束なので、ひとまずあけおめ。

大晦日はいつものようにあいかわらずぼんやりテレビを見ていた。特に面白いものはないのだが、なぜかテレビのチャンネルを変えつつもつけっぱなし。 馬鹿でだらしがない人間の象徴のような気がして、厭になった。正月はテレビをあまり見ない方向でいこう。

ひとまず期待している人が2、3人いるようなので、軽く流す。


・ 曙は相変わらずダメダメ。見ていて応援する気にもならない。これじゃ2ちゃんでも話題にならないだろう。

・ ボブ・サップ? あぁ、まだいたんだ。テレビはかれをすっかり消費しきっちゃったもんなぁ。既に過去の人という感じ。

・ それに比べ、からくりテレビのボビーはなんかものすごく形になっていたような気がする。バラエティーでよくここまでやるもんだ。

・ 一方「男祭り」。裸にふんどしで和太鼓うちまくりって、そういうことか……。新宿二丁目視聴率はぐんぐん伸びたであろうよ。

・ そんな時にさらに裏の細木数子スペシャルでは貴乃花が激痩せしていて驚いた。昔のような精悍な顔つきに多少戻っていたが、なんだか色々とまだ無理をしていそうな不自然な表情。

・ レコ大は予想通りミスチル。10年ぶりの受賞でAvex以外の受賞も10年ぶり。これがエイベックス黄金時代の終了という結果につながるような気がしてならない。最優秀新人賞は大塚愛。 それよりむしろ、最優秀でないのにきちんと出場した平原綾香とそのスタッフが偉いなと思ってしまう。それにしてもレコ大は大会場でやったほうがいいよね。

・ 紅白?そんなものあったっけ。一連の不祥事にあえてほとんどチャンネルを回さなかった。視聴率調査の機械がうちにあるわけではないので、意味のない行為なのだが、取りたてて見たい人も出なかったしね。 波田陽区が北島サブちゃんにおべんちゃらをいっていたのが寒かったかな、というくらい。彼もテレビに酷使されまくってスリ切れ寸前だなぁ。ちなみにレコ大大賞受賞時の紅白歌手はオレンジ・レンジ。馬鹿だなあ。なんでここでバッティングさせるんだろ。視聴率は40.2%くらいかな?

・ ジャーニーズ大集結の年越しドームライブは現在のジャニーズ帝国の象徴めいていて、感慨深くなった。ジャニーズの過去の名曲を今のメンバー達で歌うというコンセプトもあるんだろうけれども、ここまで集まると、ものすごく閉鎖的でいかがわしい感じがしてね。日本のトップのホスト達が一堂に会しました、みたいな。 それにしても光GENJIのジャニ残留組を久方ぶりにテレビで見たが、なんか妙に荒んで見えたのは気のせい?




2004.12.30

せっかく「なるほどザ・ワールド」が復活したのに、司会がキンキン+枝里子でなくて萎えたまこりんです。 でもひょうきん由実さんのナレーションはちょっと嬉しかった。
今日は年に一度の「ザ・ベストテン」の日なのでさっさとテレビ的話題を書き殴って終わらせる。


毎年のいつものようにNHKスペシャルの「地球大進化」が年末にどどっと再放送。本放送はボツボツと見たり見なかったりなので、嬉しい。
地殻津波やスーパープルームやスーパーハリケーンなどSFチックな派手な映像に眠っていたSF心が芽生えてくる。ってここでまた妄想する私なわけで。
ベッテンの次はこれで今年の締めだよな、ということを忘れないようにここに書いておく。

そういえば、来年のNHKスペシャルは「シルクロード」なんだよねぇ。なんとなく微妙に見たいような見たくないような、という感じ。


そういえばアップし忘れていたこと。
「Moon child」がよりによってイブの深夜に流れていたのだが、ちょっとだけ見てガッくんとハイドの素敵な演技力に仰け反ってしまった。
なるほどなぁ、アイドル映画というのはこういう形で生き残るのかぁ、と妙に感心。ひと昔前のたのきん映画とおんなじハコだよね、これ。ってどっちがマッチでどっちが俊ちゃんなのかはわたしゃ知らんが。
いやぁっ、ハイド様が吸血鬼なのよぅ。ええっ、ストリートチルドレンのガッくんが裏社会のドンになりあがっちゃいますかっっ、 って、腐女子モード全開、悪口+半笑いでわーきゃーいいながら見ると楽しいんだろうな。きっと。
とはいえイブの夜にひとりでそれは出来ませんってば。ということでついていけずチャンネルをかえてしまったまこりんなのであった。


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