珍しくうなと一緒になんとなくテレビを見ていたのですが、 で、「ミュージック・ステーション」よ。 フジッキーは眼が陶酔してるなーー。とか、オーケストラバックに歌う織田裕二ってどうよ。とか、それにしても歌が余技の俳優が生歌で本業歌手のタキツバとかモー娘が口パクってどうよ。とか、ぐだぐだいちゃもんつけながら、だらしなく見ていたのよ。 こういう見方が一番楽しいよね、テレビって。ネタとしてナナメに見る。 って、見てたら最後の最後で、出てきた、出てきた。 何こいつら、「BON-BON BLANCO」ってなによ。 曲は「涙のハリケーン」。 無駄に激しく踊るマラカスダンサー。 アップテンポのラテンナンバーが駆けぬけて行きます。 しかも、後ろで太鼓叩きまくり。 5人グループでメンバー3人がパーカスってどうかしている。 一体なんなの。 無意味さをスピードでごまかすかのようなハイテンションぶり。 メンバー全員が力いっぱい、力みまくっってます。 なんか、無性に面白くなってしまってって思わず画面に見入ってしまったぢゃないか。 結論。面白い。 何もかもが無意味。 しかし彼女らは無意味だと気付く思考速度よりも早く駆けぬけていっている。 どこへ向かってだかはしらんが……。 そんななんか、無駄にさまよっている感がス・テ・キ。 こういう味ってマニアにはたまらないって言うか……。 ぜったい、どう転んでもこいつらは売れない気がするが、なんか生暖かく見守りたいぞ。 つい、たまたま出演していたモー娘。の「ひょこりひょうたん島」とくらべてしまったよ。 娘。は寒々しかったなーーー。 なんか「ジパング」以降のピンクレディーを思い出してしまった。 何もかもが間違いだよ。今回の娘。は……。 もしかしたら「BON-BON BLANCO」を産み出せなかった時点で今のつんく♂は負けなのかもなーーー。 だって、アレはどう見てもつんくモノのフォロワーでしょう。 とにかくZONEみたいに路線変更しちゃいやよ。 リビドー任せに先走る青春さながらに、是非とも芸能界を駆けぬけて散ってください。 |
2003.02.22