藤井隆ってほんっとファン冥利だよなーーー。 えーーー。 実はいうと、いま一番好きなタレントが藤井隆演じるマシュー南ななまこりんです。 「俺、深夜時代の第一回放送から『ベストヒットTV』みてるぜ。第一回は角川映画特集で、この回で既に藤井はマシュー南のキャラは『Wの悲劇』の三田佳子のパクリとカミングアウトしてたよーーん。」 と、どうでもいいことを自慢したくなるほどの心酔している番組なんです。 ま、深夜時代のソープ手芸とか、タミヤのミリタリーフィギィアとか、レゴ・ファッション化反対運動とか、81年紅白歌合戦を肉マンで表現した「肉まん紅白試食合戦」とか、無駄にコアな特集で攻めていた頃と比べると今はちょっとつまんないよねーー。 とか、ファンとしては色々いいたいこともあるけれど、やっぱり今でも一番好きなテレビ番組はコレ。 アイドル番組としては現時点では最高なんじゃないかな。 正味な話、マシューに転がされるとどんな使えないアイドルでもそれなりに輝くし(モー娘5期メンがテレビ的に面白く感じたのはこの番組ぐらいだ)、いけているならなおのこと。ソニンや松浦なんてこの番組内では無敵だもんね。 そんなマシューはハードコアなアイドルオタで、深夜時代から様々ななつかしアイドルから現役アイドルまでネタとして番組で特集されていたけれど、そんなかで本人のダントツのお気にが松田聖子と南野陽子とウインクとつみきみほと渡辺典子らしく、常々小出し小出しにしでやってましてね。 そして、ついにご本人、登場の回ですよ。 南野陽子。 いやーー、深夜の頃にも確か「物まねしたい南野陽子」特集が組まれていたし、たしか最近もMAXがゲストの回にウインターソング特集で「リフトの下で逢いましょう」を取り上げて熱いトークを繰り広げていましたが、ついにです。 放送が決まった時点でどうなるのかと非常に楽しみでしたが、期待通りの出来です。最高。 色々あるけど、本気で照れてながらも、とうとうと思い出を語るマシューの姿には本当に素直に同じアイドルオタとして共感してしまった。 例えば「(上京したての当時は)ここが『スケバン刑事』のファーストシーンよね、とか『東京ナンノ巡り』みたいなことをして楽しみました」とかの発言も、 あーーー、確かに本当にファン入っている若い時って、そうだよねぇ、と。 本人目の前にしての当時のエピソードや当時の振りつけの披露とか、素直に羨ましいの一言。 そして、当のナンノも熱烈なファントークに全く引かずに、一緒に話にのって楽しんでいるのには、実に好感を持ってしまった。 一緒に「明星の表紙ごっこ」したり、その後のけん玉ゲームにも「ヨーヨーだったらよかったのにぃ」といったり、そのけん玉が見事に成功したら「次の『スケバン刑事』はけん玉にしよう」など実にサービス精神旺盛。 近頃は女優としてのしっとりした役割が多いので、こうしたアイドル的な無邪気ではしゃいだ彼女自体が久しぶり。 それだけでも嬉しいし、そんなナンノを上手く引き出したマシューはさすがといったところ。 なんとなくLFの「ナンノこれしき」を思い出してしまった。 当時のアイドル時代の秘話をぶっちゃけながらも、可愛らしいナンノ。はっきりいって「萌え」以外の何者でもありませんでした。 ただ、ナンノ、政治家になってどうするつもりだったの? ちなみに関係ないが、「映画編」「歌手編」「CM編」と分けたVの作りは絶対に20歳記念のビデオ「NANNO CLUB」からのいただきでしょう。 ただ、不満を言えば、Vでせっかく「菩提樹」をとりあげて、「なんで『菩提樹』……。私『菩提樹』見ていないんですよ」とナンノがいったんだから、そのへんのトラブルを聞きたかったなぁ。 マシューだって知ってて取り上げたんでしょーー。 私でさえ、「菩提樹」は撮影期間が2週間だったとか、作品も二転三転したとか(確か「とんでもポリスは恋泥棒」(林葉直子原作)の予定がナンノの一存で変更になったという噂を聞いたことがある)いろいろ曰くつきってのは知っているんだし。 カットせざるをえないくらい話がドロドロでしたか? そういえば90年夏の事件(@「よい子の歌謡曲」)とか、歌手廃業の事情とか、そのあたりも全く取り上げなかったしなーー。 同じくナンノがゲストだった19日のLF「タカシックス・レディオショー」ではCM開けに唐突に「エスワンって最低だよねーー」と藤井は言ったりしてたんだから、そのあたりの事情を藤井が全く知らないわけじゃないはずだしなーーー。 うむむむ。 ともあれ楽しい時間でした。「このままずっといたいわぁ」のマシューの呟きに視聴者である私も右に同じく、でした。 トークの途中で出た藤井とのデュエットでもいいから、ナンノ、新曲出さないかしらん。藤井もレコ社ソニーだし、ちょうどよくない? |
2003.01.29