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やおい狙いを維持し続けるL'Arc〜en〜Cielの件について



そういえば、うちのサイトを見てくれているかたでL'Arc〜en〜Cielのファンという方がわりと多いような気がする。 そんなL'Arcに関してちょっと思ったこと。

はじめてL'Arc〜en〜Cielを見た時、ぶったまげた。
なにこの、腐女子バンド。

確か「Lies and Truth」PVだと思うが、夜更けの雨の叩く窓辺、まったりとナルシス風味満載に外の気配を窺いながらhyde様が「君が見え〜なくて〜」って、なにこのひとりギムナジウム少女漫画野郎はっっ、 と、素直に驚いた。
そのシングルのひと月前の「flower」もきちんと歌詞を見て聞いてみると、完璧なるまでの乙女野郎ソング――同人少女がイメージするロックそのもので、これらが今そこそこヒットしていると云うことに、へぇ、今の腐女子の方々の結束力ってすげぇなぁと、妙に感心をした。 hydeの繊細で過激、切りだしナイフのように鋭く攻撃的な受け(――ここがポインツ、攻撃的なんだけれども受けっぽい。さんざっぱら暴れまわろうとも、最終的にはより力強いものにねじ伏せられて、屈辱を味あわされるような、そんな被虐的な予感が漂っているあたりがキモ)キャラっぷりも一見だけで充分伝わったし、これをやおい少女達がほっておくわけがないだろうしね。なぁんて思っていた。
――ま、まだ当時はそれくらいの人気だったのよ。やおい少女をかき集めて成立するくらいの人気っつーか、コミケに行く人があれだけいるんだからこれくらいの売上行ってもおかしくないかな、というレベル。


とはいえ、そうこうしている間に、L'Arc〜en〜Cielは「Lies and Truth」リリース直後の例の事件を挟んで、本格的大ブレイク。シングルアルバムともに100万単位のセールスを記録するようになるのだが ―――でもさ、L'Arc〜en〜Cielの乙女路線っつうか、やおい感度の高さっつうか、 なにも足さないなにも引かない、そんな山崎ピュアモルトウィスキーのような彼らの「典型的ビジュアル系」具合っちゅうのは全然変わらなかったわけで、なんかそれが、すげぇなぁ、と思うのさ。わたしは。

ほら、いわゆるビジュアル系の人達って、メジャーデビューまでは、がんばってお化粧したり、目バリいれたり、メンバーと意味深っぽく妖しく絡んだり、ゴス風味のたんびぃ〜で破滅の美ぃ〜な歌を歌ったりと、色々やおい向けなサービスするものの、ある一定のラインを行くとそれらを全部なかったことにするわけじゃない。
数十万ぐらいのシングルヒットを得て、これ以上の人気はやおい系のファンだけで引っ張っていくには難しいな、となるととたん手の平返して『いや、僕達だって普通の野郎ですから』なぁんつって、普通にバラエティーに出たり、トーク番組に出たりして「気さくな兄ちゃんキャラ」を目指すわけじゃないですか。最悪、歌もフツーな感じにして。河村隆一とかさ。
それはそれで成功パターンなんだけれども(――古くは全盛期にドリフとコントしまくった沢田研二にまで遡れるくらいにこの手の成功パターンは鉄板)、それがまったくキャラ変更をしない、L'Arc〜en〜Ciel。
いや、確かにイメージを変えないビジュアル系ってのはいましたさ。代表格でいえばBUCK-TICKとか。でもそのイメージを変えない頑なさが彼らをして大ブレイクに至らしめない、という事実があるわけで。 なのに、それでも売上を伸ばした、L'Arc〜en〜Ciel。いったい彼らはなんなのかなぁ、と。


L'Arcよ、君達はやおいっ子以外にどういった層に訴求しているんじゃ―――っ。
あのやおい臭さをしてそれでもファンになってしまう。そんな人って、いったいどんな人なのよ。あぁ、全然わからん。
「や、みんなhydeがカワイイからファンしているだけなんですけども」つうんだったらホント話が早いんだけれども、それでは人気のの高さと持続具合が納得できない。
「hydeがカワカッコいいのぉ〜〜っ」というファン以外に彼らを支持する人がいるっていうことなんだろうけれども、や、俺にはわからん。俺、マインドが完全にやおいッ子だから。

ビジュアル系氷河期の2005年をして、彼らが見事に生き残っているという事実にとても不思議な感慨をわたしは覚えたりするのである。 ――あ、もうひとつの生き残りGLAYはブレイク直後早々にチェッカーズ路線にシフトチェンジしてたからあれが残るのはよくわかる。


って今回もどうでもいい話ですまん。


2005.04.05
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